落葉松亭日記

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岡田・二階・メルケルにマスコミ

2015年03月15日 | 政治・外交
ブログネタ的話題。
どれが本当かな? これも情報戦?

その1
「慰安婦問題はメルケル氏が持ち出した…」 岡田氏が独首相との会談を説明 2015.3.14 16:54
http://www.sankei.com/politics/news/150314/plt1503140013-n1.html

 民主党の岡田克也代表は14日、三重県四日市市での会合で、10日のメルケル・ドイツ首相との会談をめぐり、同氏から慰安婦問題の解決を促されたと重ねて説明した。「慰安婦問題はメルケル氏が持ち出し『日韓両国は非常に大事な関係だから、この問題を早く解決した方が良い』と(言われた)」と紹介した。
 同時に「『日本政府に』とは言っていない。誰がとは言っていないが、解決した方が良いという話だった」と語った。
 岡田氏とメルケル氏との会談に関し、菅義偉官房長官は13日の記者会見で「ドイツ側から『メルケル氏が過去の問題で日本政府がどうすべきか発言した事実はない』と説明を受けた」と述べた。

その2
メルケル「和解」発言 独政府報道官も「正しくない」 2015.3.13 20:02
http://www.sankei.com/world/news/150313/wor1503130061-n1.html

 ドイツ政府のザイベルト報道官は13日の記者会見で、メルケル独首相が民主党の岡田克也代表との会談で「(日韓関係は)和解が重要」と促したとする報道について「正しくない」と否定した。
 ザイベルト氏は、メルケル氏が日本で質問に答える形で、ドイツがナチス時代の過去とどう向き合ってきたかについて発言したと説明。日本での記者会見で「(過去との向き合い方を)助言するために日本に来た訳ではない」との立場を表明したとし、岡田代表との会談でも同じ「表現を用いた」と強調した。

 菅義偉官房長官は13日の記者会見で、この報道に関し、独政府が否定する見解を伝えてきたことを明らかにした。「ドイツ側から『メルケル氏が過去の問題で日本政府がどうすべきか発言した事実はない』と説明を受けた」と述べた。
 日本政府筋によると、ドイツ政府はメルケル、岡田両氏の会談内容を伝える報道を受け、在日ドイツ大使館を通じ日本外務省に連絡してきた。日本政府側からは照会していないという。(共同)

その3
独政府、メルケル氏「慰安婦発言」否定=菅長官が紹介、岡田氏反論 時事通信 3月13日(金)18時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150313-00000133-jij-pol

 菅義偉官房長官は13日の記者会見で、先に来日したドイツのメルケル首相が岡田克也民主党代表との会談で、いわゆる従軍慰安婦問題の解決を求める発言をしたとの報道に関し、ドイツ政府から「メルケル首相は過去の問題について、日本政府がどうすべきかというような発言を行った事実はない」との説明があったと紹介した。
 岡田氏はメルケル氏との会談後、同氏から「日韓関係は非常に重要だ。慰安婦の問題をきちんと解決した方がいい」などとの発言があったと記者団に語っていた。
 これに関し、岡田氏は13日、国会内で記者団の取材に応じ、「少なくとも私が慰安婦の問題について全く触れていない中で、メルケル首相が取り上げたことは紛れもない事実だ」と反論。民主党に対してドイツ政府から抗議などは寄せられていないことも明らかにした。 

その4
慰安婦問題の解決「独首相にも言われた」 自民・二階氏 朝日新聞 明楽麻子 2015年3月11日23時22分
http://www.asahi.com/articles/ASH3C5JQHH3CUTFK006.html

 自民党の二階俊博総務会長は11日、東京都内で講演し、慰安婦問題について「日本にも大いに言い分はあるが、解決していないことは事実。ドイツのメルケル首相にも『ちゃんとやりなさい』と言われた。あらゆる機関が努力して、一日も早く正常な姿にすることが大事」と語った。
 メルケル氏は10日の民主党の岡田克也代表との会談で慰安婦問題について「日韓関係は非常に重要だ。きちんと解決した方がいいのではないか」と指摘したとされる。
 また、二階氏は講演で、今年2月に韓国の朴槿恵(パククネ)大統領と会談した際にも慰安婦問題が取り上げられたことにも触れ、「大人の責任として今の時代に早く解決しておくことが大事だ。大統領に『(この問題は)済んでいる』と外交官のようなことを言って道が開けるのか」と語った。(明楽麻子)

その5
慎重に徹したメルケル首相=日本内の議論尊重―独紙報道 時事通信2015年3月10日(火)20:41
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-150310X126.html

 【ベルリン時事】ドイツ各紙はメルケル首相が行った訪日を10日付の紙面で報道。メルケル氏が日本と近隣国の関係改善やエネルギー政策の在り方について、日本国内での議論を尊重する姿勢を示し、「極めて慎重」(南ドイツ新聞)な発言に徹したと伝えた。
 独有力紙フランクフルター・アルゲマイネは、9日のメルケル首相の講演に言及。質疑で日本はドイツの戦後対応から何を学べるかという問いに対し、メルケル氏が「(答えは日本の)社会の中から出てこなければならない」と応じたことを紹介。「日本に助言をするために来たわけではない」という記者会見での言葉も引用し、同紙はメルケル氏が「(発言に)用心深い態度を保った」と分析した。
 南ドイツ新聞はエネルギー政策に関し、「他国へのあからさまな忠告は逆効果を生むとメルケル首相は知っている。首相は日本批判はやめ、ドイツが選んだ(脱原発の)道がなぜ正しいと考えているかを説明するだけにとどめた」と解説した。

その6
メルケル独首相が来日講演、「ドイツは過去と向き合った」 2015年 03月 9日 15:02 JST
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0M50AI20150309

[東京 9日 ロイター] - 来日したドイツのメルケル首相は9日、東京都内で講演し、ドイツが戦後、国際社会に受け入れられたのは、過去ときちんと向き合ったため、と述べた。
メルケル首相の来日は2008年以来。
メルケル首相は講演で、ヴァイツゼッカー独大統領(当時)の1985年のスピーチ「過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる」を引用。ドイツは戦後、かつての敵国とどのようにして和解することができたのか、との質問に対して「近隣諸国の温情なしには、不可能だった。ただ、ドイツ側も過去ときちんと向き合った」と述べた。

このロイターの報道が真実とすれば、この講演は明らかに日本の対中韓外交への「お説教」ではないのか。
ナチのホロコーストと「従軍慰安婦問題」とは全然別。まるで「従軍慰安婦問題」で日本は孤立しているかのような発言とも受け取れる。よけいな「お説教」は混乱を招く。
ようやく朝日新聞は「従軍」慰安婦は捏造であったことを謝罪したばかりだ。
岡田も二階も云われたのなら、きちんと反論しないのは情けない。