死ぬまで片手袋を続ける。そんなスパンで片手袋研究を捉えていますので、あんまり一年ごとに区切る感覚は無いのですが。それでもやはり年の瀬には色々と思い起こしてしまいます。
今年は二月に『マツコの知らない世界』で片手袋を特集して頂きましたが、世間的に僕の研究を知って頂く機会として過去最大級の舞台となりました。反響も沢山頂きましたし、instagramやTwitterに片手袋写真をアップする方も増えたような気がします。
片手袋にまつわるありとあらゆる謎を研究対象としてきましたが、それと同時に「何故片手袋なんかにここまではまってしまったんだろう?」という自分への疑問も活動を続ける原動力でした。でも、それって常に自分自身とだけ向かい合っているような気もしていて。
愛好家の分母が大きいジャンルであれば色んな人と魅力を語り合ったり、新しい発見を報告し合ったり、活動を続ける上での苦労を相談したりも出来るんでしょうけど。
しかし、テレビやラジオ、新聞なんかで活動を紹介して頂く機会が増えた事。そして今年初めて小冊子『暮らしお役立ち 片手袋分類図鑑』を作った事。
そういった事が影響して、徐々に片手袋研究も僕だけの世界から解放され外に向かって開き始めた感じがするんです。
さらに大きかったのが、東急ハンズで行われたマニアフェスタに参加させて頂いた事。
興味を示して下さるお客さんに片手袋の事を説明していると、なんだか久しぶりに「もっと片手袋の魅力を多くの方に知ってもらいたい!」という気持ちが芽生えてくるのを感じました。
もう一つ、参加したことによって自分の中に大きな変化が。今まで同好の士がいなかったので自分自身の中にある謎と一人で向き合ってきたのですが、ジャンルは違えどマニアの方達は皆同じような事に興奮を覚えたり、同じような事で悩んでいたりする事を知って、なんかすごく救われた気持ちになりました。「あ、俺だけじゃないんだ」と。
東京別視点ガイドさんでの連載、DANROさんでの連載、片手袋を深く深く語りつくした二月のトークイベント。今年もおかげさまで色々な挑戦の場を提供して頂きました。
そういった経験を踏まえて僕は今、片手袋を自分だけの世界から解放して、より多くの人と共有して楽しんで頂けるようなものになるよう取り組んでいきたいと思っています。実はすでにその為の新しい取り組みを進めていたりするのですが、それはいずれまた発表致します。
最後に毎年恒例、2018年最も印象的だった片手袋=MVS(Most Valuable KATATEBUKURO)を発表させて頂きます。今年は海洋研究開発機構さんに取材して見せて頂いた、水深数千mの海底に佇む片手袋たちです!
来年、2019年も色々な事に挑戦していきたいと思います。片手袋研究の事を少しでも気にして下さった皆様。これからの片手袋研究にご期待ください。良いお年を!
ますますのご活躍、素晴らしいです。
mixiの2019年版は私がトピ立てして画像アップしています。
今日、2019年札幌雪祭り会場で12枚の片手袋たちと出会い、写真をUPした事を知らせにきました。
そしてそこで私は新たな事象と出会いました。
ちょっとmixi片手袋コミュに来てー。