地震から数日が過ぎ、twitterなどでは被災の中心となった地域以外の人々を中心に、
「被災地の片を考えたら少しの不自由ぐらい…」「落ち着いて行動しよう」「冷静になろう」「日常に戻る事が大事」といった言葉が広がり始めている。
停電や原発の問題などでなかなかそうもいかないが、我々は普段の経済活動に戻り、ちょっとでも多くのお金を稼ぎ、それを被災地に送る、という事が大事なのだろう。
しかし、ひとたび近所のスーパーに足を延ばせば、空になった商品陳列棚。不安を克服する、というのは本当に大変な事なのだろう。
僕も牛乳が手に入らずパニック状態に陥っている自分に気付き、ゾッとした。
そんな中、今日も片手袋はいつも通り寂しそうに地面で一人ぽっちだった。