かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『片手袋大学卒業生』

2016-11-28 22:04:05 | 写真

今日は東大構内を散歩してきました。

銀杏がとても綺麗に色付いていて、歩いているだけで何とも言えない良い気分になります。

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とはいえ気温は結構低め。片手袋も大量に落ちてましたね。

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駐輪場にとめてあるチャイルドシート付自転車の横には、子供用片手袋が介入されてました。

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子育てしながら大学で働いている方なのか、はたまた子育てしながら大学に通う学生さんなのか。今日は僕以外にも沢山の散歩者がいましたし、大学というのは本当に多様な人々で構成された場なんだな、と思いました。

昼間にアメリカの大学生活を舞台にした映画、『エブリバディ・ウォンツ・サム‼』を見た事もあり、何だか妙に大学生活が懐かしくなってしまった一日でした。


『暫』

2016-11-23 22:38:56 | 写真

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昨日の朝、築地に向かう途中、歌舞伎座の前で出会った“ファッション類介入型ガードレール系片手袋”です。

これで八か月ぶりのリベンジを果たせましたよ!

え?どういう事かって?

今年三月のブログ記事に書いたんですけど、昨日と同じように朝、歌舞伎座前に片手袋を発見したのですが、バイクが停車出来ず泣く泣く素通りしたんです。

でもどうしても諦められず、結局数時間後に再び歌舞伎座前に戻ったんですよ。そしたら片手袋ではなく両手袋だったという悲劇…。

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しかしこの歌舞伎座前の片手袋。やはりせっかくなので背景に歌舞伎座を入れたいのですが、

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それをするには車道から撮らなければいけない訳で。流石の僕もそれは出来ないので、結局苦労しようがリベンジしようが、普通に町中で撮る他のガードレール系と比べて特別感も何もないですね。

まあ、背景に歌舞伎座が入ってても、皆さんが特別感を抱くかは甚だ疑問ですが。


『片手袋の淫靡な魅力について考える』

2016-11-18 19:55:01 | 片手袋研究発表

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ラブホテル街の前で出会った片手袋。

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以前にもありました。雰囲気のせいか、片手袋が若干淫靡な空気をまとっているように見えるのは気のせいでしょうか?

しかし考えてみれば、手袋という装身具自体がエロティシズムやフェティシズムを誘発しやすいものですよね?人間の身体の一部をぴったりと拘束しているし、装身具の中で唯一身体のパーツと全く同じ形状なのですから(最近は五本指ソックスの存在もありますが)。

手袋自体が持つフェティシズム、そして手袋を外すという行為が纏うエロス。この二つのイメージを見事に使った映画の名シーンがあります。

1946年の映画、『ギルダ』です。最近ではマイケル・ジャクソンの『This is it』でもこのシーンが使用されていましたよね?

恐らく男女の交わりを直接的に描く事が出来ない時代だからこそ生まれた、エロティックな名シーン。片手袋研究史的にも非常に重要なシーンでございます。

片手袋の持っている魅力を考えるには、そもそも手袋という装身具が持っている社会的、機能的、性的、歴史的役割についても考えなくてはなりません。


『三角関係』

2016-11-13 22:37:32 | 写真

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いいね~。見事な“ファッション類介入型三角コーン系片手袋”です。

良すぎて十枚くらい撮ってしまいました。冬のシーズン初期にはどうしても浮かれてしまいますね。

この三角コーンの横で電話しながら激怒している男性がいたのですが、僕の事が気になっていまいち集中して怒れない感じでしたね。電話の向こうで怒られていた人は、僕に感謝するように!


『踏み出す勇気』

2016-11-09 22:15:06 | 写真

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フェンスがあって立ち入る事が出来ない場所に片手袋が落ちている事、ありますよね(なんだ、この唐突に問いかける文章)?

まあそもそも立ち入れない場所に片手袋が落ちていること自体謎なんですが、そういう片手袋を撮影する時はどうしても上の写真のようにフェンスが邪魔になります。

勿論落ちている状況を抑える為に敢えてフェンスを写しておく事も大事なのですが、それとは別に片手袋だけを撮っておきたいのも事実。

そういう時はどうするか?

手前のフェンスが邪魔ならね、カメラをもっと前に押し出すんですよ!フェンスにくっつけちゃうんです!

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そうするとフェンスが写りませんから。是非試してみて下さい。

手前の障害物が邪魔なら、あえてもう一歩踏み出せば気にならなくなる。なんか、人生そのものみたいで、素敵やん?