今日は一日、三浦半島で遊んできました。
遊覧船に乗ったり磯で釣りを楽しんだり。日頃あまり外に出ない仕事をしているもので、一日中太陽を浴びていると気持ち良い反面、夕方頃には疲れがドッと出てしまいますね。
城ヶ島から京急三崎口駅に向かう帰りのバスの車中、ウトウトしながらも何となく外を見ていたんですが。お昼を食べた三崎港を通り過ぎた時に、何となく違和感が。
か、片手袋!慌てて携帯を取り出し、バスの中から撮影しました。
悔しいのはここ、お昼に前を通ったんですよね。久し振りに遠出した事で浮かれていたのか、全く気づきませんでした。
いつ、いかなる時でも気を抜かない。そんな片手袋研究の鉄則がまだまだ身に染みていない自分に、心底がっかりしたのでした。
いつか、いつか一人前の片手袋研究家になってみせる!
マンションなお住いの方に配布されるフリーペーパー『Wendy』に片手袋の原稿を書かせて頂いたのですが、昨日あたりからポストに投函されているようです。
100万部程配布されているそうなので、もしかしたら皆様のお宅にも届いているかも?
ネットでも見られるので、興味ある方はどうぞ。
https://www.wendy-net.com/wendy/original/
(『05.私の体験』のコーナーです)
表面的には片手袋活動の紹介ですが、マンション関係のフリーペーパーなので、「つまらない町などなくて、それを決定するのはやはり住んでいる人間なのだ」という裏テーマを忍ばせてあります。片手袋を突き詰めていくと、結局、人間と都市の問題になってくるんですよね。
展示や原稿執筆など様々な場で片手袋を紹介させて頂いてますが、いずれそういう部分についても写真を見てもらいながら話が出来るトークイベントなんか出来たらな~、と思います。何か良い場がないですかね?
半袖の人も多くなってきたこの時期に、まだこんな片手袋と出会えました。
勿論この事例をもって、「まだ片手袋の旬は終わっていない」とは言えません。これはあくまで例外です。最近誰かが落して拾われたのではなく、冬の間に拾われたのが未だに同じ場所で頑張っているのでしょう。
物事には絶対に例外があります。
そこから逆の発想をしてみると、例えばどういう訳か開花が大幅に遅れて、今週やっと花が開いた桜が上野公園に一枚くらいあるかもしれない、なんて事を考えてしまいます。
馬鹿げた話に聞こえるかもしれませんが、この時期に冬型の介入型片手袋があるんですからね。あらゆる事柄は起こりうる可能性を有している、と考えた方が良い気がするのです。
今日から三日間、手袋製造販売会社ヨークスさんの2016秋冬新作展示会にて、片手袋の写真展示をさせて頂いております。
(肝心の新作手袋展示風景は載せられないのですが、無数の手袋に囲まれた中での展示となっております)
ヨークスさんは今年で創業60周年を迎えるという事で、僕も60枚の写真を展示させて頂きました。今回は全て介入型片手袋の写真を選び、手袋から始まる人と人との繋がりを感じてもらう、という事を意識しました。
手袋専門の会社さんなので、こんな奇跡も!
分かりますか?写真パネルの下の手袋、僕が撮影した手袋と同じモデルなんですよ!なんとヨークスさんが手がけた手袋だったんですね。
他にも手袋の詳しい製造工程や販売や流通の仕組みなど、片手袋研究家として知りたかったことを本職の方に教えて頂けるので本当に参加出来て良かったです。
一つ残念なのは主に百貨店などのバイヤーさん向け展示会なので、どなたでもご覧いただける催しでは無い事です。しかし、この展示がまた新たな動きのきっかけになるかもしれませんし、今後の活動に大きな影響があるのは間違いありません。
もう一つ今回ヨークスさんに声を掛けて頂いた事に、非常に感慨深い縁を感じずにいられない理由があるのですが…。それはまたいずれ。
とにもかくにも、使い古された言い回しですが、「続ける事の大事さ」をまた噛み締める事となりました。
もし展示を見てこのブログを覗いて下さった方がいましたら、心より御礼申し上げます。