近所のカクヤスの店頭に停められていた荷台付自転車。その荷台の上に子供用の片手袋が置かれていた。
拾ってここに置いてあげた人は確かに優しいのだが、お店側にしてみれば若干迷惑な状態。
自転車のサドルに拾われて置かれた片手袋と似たタイプ。自転車の持ち主からしてみれば困ってしまうだろう。
しかしチェーン店にも関わらず恐らく店員さんの判断で片手袋を捨てず、この状態を維持してあげているのだ。僕は思った。
「これ、閉店する時に自転車をしまうんだろうけど、片手袋はどうするんだろう?」
という事で翌日の早朝、確認しに行ってみた。なんとなく、
「あの状態で片手袋を捨てずにいた店員さんだから、店頭に置いてあげてるんじゃないかな?」
と予想していたのだが、
やはり回収して捨てずに、店の前にそっと置いといてあげていた!でも前日の状態を知らない人からしたら、これは放置型片手袋にしかみえないんだろうな。地べたにあるけど、とても優しい人達が生み出した介入型片手袋なのに。
朝からとても良い気持ちになれました。そして改めて、「沢山の片手袋と出会うのも大事だけど、一つの片手袋がどのような運命を辿っていくのか追っていくのも大事だな」と思いました。