かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『投稿頂きました!第35回』

2015-09-29 19:38:52 | 投稿

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【投稿者名】
Akira.Kさん

【発見日時】
①~③2015/9/21
④2015/9/22

【発見場所】
全て長野県松本市

【発見した感想】
①ありました!みんな手袋をしているので、もしかしたらあるかもしれないと思っていたらありました。帰り道に処分しようと探しましたが環境保全員さんに拾われたようです。日付けは9月21日(月)。ちなみに国立公園内です。

②そして、再びありました。これはどこかに落ちていたのを「この辺だった」と言いながら木の枝にさしていました。したがって推定放置型から介入型に変化したものです。こんなところで見られるなんて貴重です。

③そして今日3個目の発見です。この道はいつもは通らず、反対側の道を歩いています。発見する前から違う道を通ると決めていたので見つけた時は驚きました。

④今日も発見しました。黒色が先にあってオレンジがしばらく歩いているとありました。オレンジは片手かな?と思いましたが回りこむと両手袋でした。見方を変えてみることも大事ですね。

※管理人から一言
常連投稿者のAkiraさん。シルバーウィーク中も絶好調だったようです。特に①と②は放置型から介入型に変化する過程を目撃されているので、貴重な体験でしたね!

実はmixiの「片手袋コミュニティ」でもたまにご報告して頂いているのですが、山や国立公園では割と早い時期から作業類以外の片手袋と遭遇するようです。やはり低地より冷え込む場所なのですから、装備品として手袋は必需品なんですね。そうすると当然、それを落とす人が出てくる訳です。

登山などの習慣が無い僕ですから、こういう事実も皆様のご協力が無かったら一生気付かなかった事です。

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【投稿者名】
Hans.Schohl

【発見日時】
①2015/9/14
②2015/9/27

【発見場所】
①日光
②高知県

※管理人から一言
Hansさんは二年前の神戸ビエンナーレでご一緒した、ドイツのアーティストです。神戸で親しくなり、東京で築地を案内したり僕の仕事場まで来てくれたり。

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※築地で「片手袋を撮る僕を撮ってくれた」のもHansさんです

年齢差はあれど、神戸ビエンナーレで得られた最高の友人の一人です。

そんなHansさんは今年、再び日本で作品発表の機会を得て只今来日中です。中之条ビエンナーレに参加されていますので、詳しくはこちらをご覧ください。

中之条ビエンナーレのHP

Hansさんのページ

そんなHansさん、前回もそうでしたが今回も日本全国を旅しているようです。そしてこちらも前回同様、日本各地の片手袋写真を届けてくれています。先日会った時、今度はドイツの片手袋を送ってくれるように頼みましたので、いずれ皆様にもドイツの片手袋をご覧いただけると思いますよ!
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※投稿の際の手引はこちら


『火花と手鼻』

2015-09-26 23:11:06 | 写真

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築地で出会ったゴム手袋類の片手袋です。恐らく介入型かな?

この電気機器かなんかの操作盤?の上って、以前片靴について書いた記事でも触れましたが、片手袋もよく置かれてるんですよね。

これなんかもそうです。

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片手袋なり片靴なりを拾った人が、何故ここに置いてしまうのか?今の所皆目見当もつきませんが、実例を積み重ねて検証していきたいと思います。

それはともかく、冒頭の片手袋。この場所がどこだか分かりますか?

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ここは、芥川賞と直木賞の選考が行われるので有名な、あの料亭の前だったんですね。横の缶コーヒーとの間に走る僅かな緊張感。どうりでこの片手袋、どこか文学的な雰囲気を纏っていた訳です。

「訳です」って何だよ、おい。


『頑張ってるんだから絶対来る』

2015-09-23 22:13:25 | 雑感

夏休みが終わり、シルバーウィークも終わり。年内の大型連休は殆ど終わってしまった訳で、憂鬱になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

僕はと言えばむしろ逆で、日々胸のワクワクが高まってきてます。何故かって?そりゃあ、片手袋の本格的なシーズンが迫ってきてるからですよ。

何度でも言いますが、片手袋との出会いは冬に限ったものではありません。軍手やゴム手袋がある以上、夏だって油断は出来ないのです。

しかし夏場の片手袋研究はどちらかと言えば“バントで繋ぐ”という感じ。しかし冬場は三者連続バックスクリーン直撃弾が毎試合続く、という感じですからね(何だ、この例え)。そりゃあ、ワクワクもしてくるってもんですよ。

そうなってくると気になるのは、「今年はいつ頃からシーズン・インするのか?」って事です。「ファッション類の介入型と遭遇し始める」というのが一つの基準になると思うので、ここ三年間の初遭遇日を調べてみました。

・2012年

2012
(10/26)

・2013年

2013
(10/28)

・2014年

2014
(11/10)

大体、十月後半から十一月初旬ですね。やはりまだもう少し時間はかかりそうです。あともう一つ気になるのは、「ここ三年間の初遭遇は全て“介入型ガードレール系片手袋”だった」という事。

介入型では恐らく一番数が多いであろう“ガードレール系”。やはりシーズン初めは片手袋達も手堅くルーティンから入って、徐々に調子を上げていく、という感じなのでしょうか?

…最後の最後でまた訳分からない事書いちまいましたが、とにかくあと一ヶ月くらいしたらガードレールに注目しながら歩いてみましょう!


『他者、多謝』

2015-09-21 22:52:00 | 写真

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こういう“放置型路肩系片手袋”を撮る時に僕が一番気を付けている事、分かりますか?写真の構図?通行人に違和感を持たれないような自然の振る舞い?

違います。

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片手袋により近づきたい気持ちをぐっと抑え(単純に車道に飛び出る訳にいきませんからね)、その場に留まりつつなるべく手を伸ばして写真を撮る。なおかつその際、タクシーの運転手さんが勘違いして停車してしまわないようタイミングを見計らう。

このように自己満足の極致に思われる片手袋研究も、他者への気配りなしには成り立たないのです。だから、さあ…。

褒めて。


『誰も知らない 知られちゃいけない』

2015-09-18 23:43:39 | 写真

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おお!こんな時期に“放置型電柱系片手袋”!

冬場には結構な数出会いますが、珍しいですね。でもこのタイプ、例え冬場であっても何故多く発生するのか全然解明出来てないんですよね。

介入型にも電柱系はあります。

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こちらは「片手袋を拾った人が引っ掛けやすい」という理由が容易に想像出来ます。でも「放置型、つまり電柱の下に何故片手袋が落ちているのか?」というのは分からないですよね~。

理由は分からない。だけど確かに存在している。世の中にはそんな事が沢山ありますね。