写真に撮って通り過ぎてしまえば、その後、その片手袋がどうなってしまうのかは分かりません。
一般的に片手袋はどのくらいの時間そこに留まり続けるのでしょう?そしてそこから移動するとしたら、それは廃棄なのか、奇跡的に落とした人が見付けるのか、これだけ片手袋を追い続けてきた僕にも分かりません。
しかし、近所で、しかもよく通る道で出会った片手袋だと、その後経過を観察できる時があります。
今日の写真は何日か前の記事、 『例え上手』で紹介した片手袋です。
今日、この片手袋と出会った近所の交差点を通ると、何日か前と同じようにポツンと取り残されていました。
まるで、溶ける前に氷になってしまい、通り掛かる人から少し疎ましい視線を投げ掛けられる都会の雪のように、
所在なくショボンとしておりました。