この記事を書いて以来、海沿いに行くと必ず片手袋を探し回ってます。
先日、横須賀美術館に行ったのですが、この美術館は目の前がすぐ浜辺という立地。展覧会を見終わってから、少しだけ海辺の片手袋調査をしてきました。
結果的には、出会えたのはこの一枚だけ。これは漂流物ではなくて、釣り人か誰かが落としたんでしょうね。両脇の釣り人に怪しまれながらも、何とか撮影しました。
海辺の片手袋、引き続き調査していきます。
2005年、8月24日。僕はmixiに『片手袋コミュニティ』を開設し、片手袋研究がスタートしました。つまり今日で片手袋研究は九周年を迎えました!
今までの歩みを振り返る意味も込めて、今日は2005年から現在まで、印象的だった片手袋写真を一年ごとに一枚選んでみました。それでは、スタート!
(※2005年:片手袋研究スタート。介入型に気付いた最初期の一枚)
(※2006年:最初に片手袋の聖地認定した東京湾奥での一枚)
(※2007年:背景も大事だな、と思った鴬谷での一枚)
(※2008年:東京以外の片手袋に関心を持ち始めた北海道での一枚)
(※2009年:最初期から意識していた筈だったストーリー性の重要さを再認識した一枚)
(※2010年:携帯電話のカメラをメインにし始めた一枚)
(2011年:片手袋にも時代性が反映されている事を認識した、完成前のスカイツリーとの一枚)
(2012年:聖地とは別に片手袋がピンポイントで発生しやすい場所がある事に気付いた一枚)
(2013年:一大転換点となった神戸ビエンナーレ入選の年。初めてのテレビロケ中に出会った一枚)
(2014年:そして今年。まだ八月だけど、取りあえず今までの所で気に入っている一枚)
毎年毎年、何かしら発見があったからこそ飽きずに続けてこられたんだな、と改めて思いますね。
明日からはいよいよ片手袋研究も10年目に突入。一生続けていくと誓った活動ですが、取りあえずの節目も色々な事にチャレンジしていきます。皆さま、どうかお付き合いの程よろしくお願い致します!
片手袋を落とす人、拾う人。片手袋を通じた人と人との交流を観察するのも、片手袋研究の大事な柱の一つです。
ところが落とす人と拾う人の他に、もう一人加わってる片手袋と出会う事があります。例えばこれ。
今年のお正月に出会いご紹介した片手袋ですが、指に鉛筆が挟まってます。これは明らかに誰かが、“介入型ガードレール系片手袋”にイタズラしたんでしょうね。
あとはこれ。
これだけではちょっと分からないと思いますが、今年の二月に東京では大雪が降りましたよね?その時に撮った一枚。“介入型ガードレール系片手袋”に、雪道用の簡易スパイクがぶら下がってました。
ちなみにこの片手袋、元々は…
こんな感じでした。簡易スパイクを拾った人が「どうせなら」と、手と足を一緒くたにしちゃったのでしょうか?
片手袋を落とす人、拾う人。そして後から足しちゃう人。そんでそれをカメラで撮る僕。その全てをこっそり見てる通りすがりの人々。
皆が片手袋に夢中ですよっ!