かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『連載の最新回が公開されました』

2018-03-30 23:51:42 | お知らせ

東京別視点ガイドさんで連載させて頂いてる『この世界の片手袋に』。第七回が更新されました。

『インポのON』とは何か?:東京別視点ガイド

今回は番外編で『インポのON』の記録&調査報告…のつもりが、『インポのON』に振り回され苦しい展開に。

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しかし最後には僕の出生の秘密も絡んだ感動の結末が!

…って「そもそも『インポのON』ってなんだよ!」と言われてしまいそうですが、それも含めて是非記事を非ご覧下さい。

そしてみんなも『インポのON』を探してみよう!見付けたら教えてね。


新たな片手袋絵本発見!『だれのおとしもの?』を読みました。

2018-03-22 23:59:08 | 番外

いつもお世話になっている谷中の素敵な本屋、「ひるねこBOOKS」さんから情報が入りました。

「片手袋の登場する新たな絵本が見つかった」

と。すぐに一冊確保をお願いし手に入れる事が出来ました。それが今回ご紹介する絵本です。

『だれのおとしもの?』種村有希子 作/絵(PHP研究所)

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表紙の女の子が持っているのは両手袋。一瞬「あれ?」と不安を覚えましたが、

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裏表紙を見て納得。緑色の片手袋が描き込まれています。

お話は、まほちゃんという女の子が道端で手袋の落とし物を見つけた所から始まります。全部を書いてしまう訳にはいかないので、片手袋目線でその先の物語を説明すると、

「放置型の片手袋が介入型になるけど、最終的には実用型片手袋になるお話」

です。はい!全然意味不明ですね!でも読んで頂ければ全く嘘は書いていない事がお分かり頂けると思います。

寒い寒い雪の日のお話なのに、読み終わった後は温かな気持ちになる素敵な絵本です。一枚の片手袋を落としたり拾ってあげたりする事で、いつの間にか知らない人同士が繋がってしまう面白さも感じられると思います。何しろ絵がとても可愛らしくて素敵ですしね。

皆様も是非、読んでみて下さい!

そして、片手袋が登場する創作物にまた新たに素敵な作品が仲間入りしました。早速、一覧表に加えておきました。

2018


『七年』

2018-03-11 22:01:00 | 雑感

東日本大震災から七年が経ちました。毎年この日は、震災直後に書いた記事を再掲載しています。

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これは僕が“介入型”と呼んでいるタイプの片手袋です。

落ちている片手袋に気付き、見つかりやすい場所に移動してあげた誰かが存在する。

そうして生まれるのがこの“介入型”の片手袋なのです。

我々には有事ではなく普段から、このようなちょっとした、でもとても重要な心の優しさが備わっています。そう信じています。

ましてや過去最大級の有事が起きている今この時。

批判や言い争いや怒りはひとまず置いておいて、正確な情報や落ち着いた行動に基づく優しさを発揮しましょう。

僕自信、自分に出来る事は何か、冷静に考えてみます。

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毎年この文章を再掲するのは、何かを啓蒙しようという思い上がりではなく、あの地震の直後に自分が何を感じたかを忘れないようにする為です。

七年も経つとどうしても色々な感情が薄れていってしまうし、「忘れる」という事も人間の大事な機能だとは思いますが、それでもやっぱり心に刻み付けておくべきこともある筈。

あれ以来、様々な団結も、様々な断裂も両方生まれて、その溝はもう絶対に埋められないくらい深まってしまったようにも思います。

でも、片手袋を落としてしまう心の隙は人間誰でも平等に持ってるし、落ちてる片手袋を思わず拾い上げちゃう優しさだって誰にでも備わってます。

大きな繋がりを持てなくても、小さなところでひっそり繋がってる。そんな事も忘れないよう、これからも日々自分に出来る事を続けていこうと思います。


『ふんふんふん、黒豆よ』

2018-03-07 23:55:00 | 写真

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犬のフンお断りの但し書き。その横に袋入り介入型片手袋。

テープがどちらも黄色なので、同じ人がやったのだろう。フンお断りの文面も注意書きでありながらユーモアが滲んでいるし、凄く良い人なんだろうな?と推察出来る。

ちなみに、最初に注意書きが目に入ったので、袋に入っているのが糞だと思ってしまい、ぎょっとした。