かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『あるといいな、がある』

2016-02-29 22:54:50 | 写真

Photo

コンビニ前も片手袋多発地帯ですね~。

Photo_2

“恵方巻”を買いに行って落としちゃったんでしょうかね?だとしたら全然ツイてないですね。

片手袋の向きから判断するに、どうも入店時に落とした人が多い気がするんですよね。この時期は寒くて駆け込むように慌てて入店するからでしょうか?

僕も気を付けます。


『手を伸ばして受け取ってよ』

2016-02-27 22:41:10 | 片手袋研究発表

6

最新の片手袋分類図でございます。

未だこの図に加わっていないものの、存在を確定出来るくらいに実例を積み重ねている最中の片手袋も沢山あります。しかし、今までに沢山の実例と出会っていながら、毎回撮影出来る状態じゃない片手袋がありまして。

仮に名前を付けるなら、“放置型線路系片手袋”とでも言いますか。つまり、電車の線路内に落ちている片手袋です。これ、冬場なんかは本当によく見掛けます。「何故落ちているのか?」というメカニズムも容易に分かります。

でもホームから撮影するのが危険だったり、走行中の電車の車窓から一瞬だけ見えたり、写真に撮る事が出来ないんですよ。だからすべて判明しているのに、分類図に加えられないんです。もどかしい!

先日もJR御茶ノ水駅で見付けたんですけど、向かい側の線路に落ちていたのでこんな写真しか撮れませんでした。

Photo

iPhoneで思いっきりズームして撮ったので分かり辛いですが、よく見ると片手袋が写っているのがお分かり頂けると思います。

お互いの気持ちに気付いているのに中々距離を詰められない。僕と“放置型線路系片手袋”の関係は、まるで達也と南みたいですよ。


『かっとばせ!カタテブクロくん 』

2016-02-25 21:23:00 | 写真

たまに本郷の東京大学構内を歩く事があります。

農学部構内の脇道を歩いていくと、サッカー場やテニスコート、そして東大野球部の野球場のある一角があるんですね。

先日、その野球場のそばを通った時、

Img_0901

こんな介入型片手袋に出会いました。これ、倒れてるバッティングゲージの土台に挿さっていたんです。角度を変えて撮影してみると、

Img_0900

こんな感じです。前方にはちゃんと設置されたバッティングゲージがあります。そうすると当然、「この手袋はバッティンググローブなのではないか?」という疑問が湧いてきます。

近付いてよく見てみると…、う~ん。何とも言えません。バッティンググローブのようにも見えるし、ファッション用の革手袋にも見える。しかし、この違いは大きな意味を持つのです。

Img_9040

これはバッティングセンターに貼ってあったポスターですが、バッティンググローブは片方だけ装着する人も多い為、片手袋での販売もしているのです。

つまり、ファッション用の革手袋であるなら、“ファッション類介入型片手袋”なのですが、バッティンググローブならそもそも元から片手袋で、野球部の選手が練習の合間に挿しておいただけなのかもしれません。その場合は“重作業類放置型実用系片手袋(実用系=用途があって最初から片方だけで使われている手袋)”になってしまうんですね。

バッティンググローブって割とカラフルなイメージがあるので、ファッション用なのかな?という感じもするのですが。しかし、もしそうならこんな場所に片手袋を落とす人がいて、さらにこんな場所に介入した人がいる、という事になる訳でして。ちょっとそれも考えづらいな、と。

Img_0901_2

片手袋を追いかけていると、こんな何気ない風景にも様々な謎が隠されている事に気付かされます。

頑張れ、東大野球部(※唐突過ぎる終わり方)!


『色んな形の善意』

2016-02-24 20:34:00 | 写真

Photo

この片手袋、工事現場のフェンス内に立ってる棒に介入されてるんですね。普通はこのフェンスに挟むと思うのです。

Img_0444

事実、今年のお正月にすぐ近くの場所で出会った片手袋はこんな感じでした。幾ら棒が若干飛び出しているとはいえ、何となく工事現場の敷地内に置いてしまうのは気が引けてしまうと思うのですが。

介入型片手袋は人の優しさの表れだと思うのですが、善意をどのように発揮するかは、人それぞれ色々なやり方があるから面白いですよね。