これは僕が“介入型”と呼んでいるタイプの片手袋です。
落ちている片手袋に気付き、見つかりやすい場所に移動してあげた誰かが存在する。
そうして生まれるのがこの“介入型”の片手袋なのです。
我々には有事ではなく普段から、このようなちょっとした、でもとても重要な心の優しさが備わっています。そう信じています。
ましてや過去最大級の有事が起きている今この時。
批判や言い争いや怒りはひとまず置いておいて、正確な情報や落ち着いた行動に基づく優しさを発揮しましょう。
僕自信、自分に出来る事は何か、冷静に考えてみます。
何故か決まって多くの雀が止まりたがる木がある。
何故か決まって多くの犬が小便をしていく電柱がある。
何故か決まって多くの人が手袋を落としていく場所がある。
私はそれを、『片手袋のルイーダの酒場』と呼ぼうと思ったが、
あまりドラクエに詳しくない為、すぐボロが出そうなのでやめた。
写真は二つの片手袋が落ちていた現場。
この片手袋、うっすらと血が付いてません？
ただのインクか？
平和に歩いていきたいんですよ、片手袋道は。
物騒な事は御免です。
本当はこの写真、築地で撮ったんです。
だからマグロの血ですね。多分。テヘ。
大ファンだった人に、あつかましくもtwitterで
当ブログをお伝えしたらなんと見て下さった！
片手袋道を歩み続けて早七年。
こんなに嬉しかった事はない！
この喜びを糧にこれからも片手袋道を驀進していくが、
その決意を横綱に昇進した関取ばりに四字熟語で
表現したいが、僕は関取でない事に気付いたのでやめておく。
写真は本日出会った掲示板に貼り出された片手袋。
片手袋に関しては日本で一番詳しい自信があるが、
一つだけ後悔している事がある。
片手袋の写真を撮り続けて七年ぐらいになるが、
右と左、どちらの手袋の方が多く落ちているのか、
キチンとした統計を取っていないのだ。
勿論写真を見返せばよいのだが、今までに写真を撮れなかった片手袋も何百とあった。
一つの道を極めんとすれば、全てに通じていなければならない。
自分の詰めの甘さを痛感している。
でも統計がキチンと出たところで、世の中何も変わらないであろう事も痛感している。
