神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

多摩湖サイクリング

2008-12-07 21:51:00 | Weblog
今日は天気がいいので、水面に映る紅葉でも見に行って来ようかと、急遽多摩湖までサイクリング。

……久しぶりだったので、道に迷った!

東側から出るつもりだったのが、道に迷って、出発地点に戻ってきた(笑)

仕方がないので、真ん中の橋に出ようと思ったら、マラソンか何かの通行止め標識に惑わされ、曲がり角を見逃してさらに迷う。

結局、東大和公園を無理やり突っ切って、多摩湖周回の自転車道に出た。もう、多摩湖の周りの外輪山みたいなところを、登って降りて、登って降りて、もうこの時点で死にそう。

しかも、狭山公園が工事中で進入禁止。
ぐるっと大回りして、行けどもけども湖面は見えず。

しょうがないので、さらにぐるーーーーーーと、結局多摩湖を結局一周。それで撮った写真がこれ。

どこの原野だよ(笑)
湖面、ちっちゃー。

なんか。六道山公園の方がきれいに紅葉してたみたい。

片道40分くらいのところを、迷ったせいで往復3時間。
まあ、いい運動になったよね。


【セルフ突っ込み】
西と東が逆だよ!
ってか、本当は北と南をガチで間違えてたよ!


[FT] ファイナルシーカー レスキューウィングス

2008-12-07 09:47:12 | SF
ファイナルシーカー レスキューウィングス』 小川一水 (MF文庫ダ・ヴィンチ)





なんか聞いたことがある書名だと思ったが、新刊の棚にあったので買った。
そしたら、やっぱ、新装版かよ!

ちなみに、旧版はこちら↓





まあ、読んでなかったからいいんだけど。

災害救助で最近ニュースによく出てくる“ハイパーレスキュー隊”は、消防庁の職員です。
一方、この作品の舞台は航空自衛隊救難隊。
他の手段がすべて使えない、「緊急性」、「公共性」、「代替性」がすべて満たされた場合に初めて出動する、航空救難“最後の砦”なのです。

で、航空自衛隊所属ということが物語のスパイスになり、命の不等号「救助されるばか者の命>救難隊の命」とか、「兵隊なら命令に従え」とか、戦争反対とか、単純な救難隊の活躍を描くアクション物とは一線を画すデキになっているのではないでしょうか。

また、ファンタジー要素として登場する幽霊の灯ちゃんは、救助されなかった者の無念さ、救助できなかった者の悔恨を象徴する役割として、もうひとつのテーマを担っている重要な存在となっているのではないかと思います。この部分がないと、救難隊員はただのスーパーマンになってしまう。

初出は2006年のライトノベルなんですが、小川一水の作品としては「燃えるし、萌えるぜ」的な意味で、これまでの最高作品だと思います。迷わずオススメ。

ところで、この小説を原作?とする映画「空へ」が12月13日から公開されます。設定も主人公もぜんぜ違うじゃんと思っていたら、アニメ版、コミック版を原作としているようです。だったら、この小説版ってなんなの(笑)

同時期公開でハイパーレスキュー隊が活躍する「252 生存者あり」よりも公開規模は小さいようですが、消防庁対防衛省の映画対決、さて、どちらに軍配が上がるでしょうか?

空へ-救いの翼 Resucue Wings- - goo 映画
252-生存者あり- - goo 映画