神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[映画] ウォーリー(WALL・E)

2008-12-19 23:16:47 | 映画
WALL-Eはアメリカ人のナウシカ(映画版)なんだよ!

とりあえず、今日は酔っ払いなので、詳しくは明日書く。




ウォーリー - goo 映画



なんだか、とても無邪気で楽天的な映画だった。
悪い人は出てこない。ちょっと歯車が狂っただけ。

艦長はただのバカかと思えば、あくまで格好良いアメリカンヒーローだし、目の前のカバーをはずされた男女はお互い一目で恋に落ち、英雄的行為で子供たちを救う。

あんな状況であれば、地球になんか帰りたくないという人間が出てきてもおかしくないし、地球に帰ったところで、こんなゴミだらけの荒野で生きたくないと逃げ出す人間が出てくるのが普通だ。

地球は故郷だが、楽園ではない。

アメリカ人以外、たとえば、イギリスでもフランスでも、日本であっても、こんな楽天的すぎる映画は作らないんじゃないかと思った。それでは、日本だったら、どんな映画を作るか?

昨日の電車に揺られた酔っ払いが思いついたのは、『ナウシカ(映画版)』だったらしい(笑)

ナウシカ        ⇒ ウォーリー
テト          ⇒ ゴキブリ
腐海の底のラストシーン ⇒ プラント
腐海          ⇒ ウォーリーたちのお掃除と700年という時間
冒頭の伝説       ⇒ エンディングのスタッフロール


このように見ていけば、二つの映画が同じテーマを描いていることは明らかではないか?
(ただし、何度も言うが、ナウシカは映画版にかぎる)

ナウシカみたいな映画を作ろうとして、アメリカ人は『ウォーリー』を作った!

一方、ロシアは鉛筆を使った。





Web検索してみたら、みんな考えることは一緒だったみたいだ(笑)