オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

初めてのお濃茶のお点前を

2015-02-10 20:10:13 | 日記

 2月10日(火)お茶のお稽古の日、今日はBNさんとともに水屋当番の日だ。 朝10時に龍隠庵へ、ほぼ同時にBNさん到着。 当番の大事な仕事のふきんの洗濯、主菓子の手配はみんなBNさんが引き受けてくれた。
 先ずは茶室のお掃除から。 畳から廊下まできれいに雑巾がけをする。 お稽古で使用する道具を出してきれいに洗う。 炭を用意して先生の到着を待つ。 11時に先生ご到着、茶釜の準備、炭おこし、丸卓(まるじょく)という今日の棚の準備などなど。
 午後1時からお稽古が始まる。 今日は8人のメンバーのうち仕事で風邪で3人お休みのため5人のお稽古だ。

 このお稽古を始めて3年目、初めて私が「初炭手前」「お濃茶のお点前」をやることになった。(緊張シマクリチヨコ)
 今まで、先輩たちの所作を見てきたが、見るとやるとは大違い、なれど、途中迷いながらも先生の優しいご指導で、重鎮の先輩お二人にお濃茶をたててさしあげることができた。 
 先生から教えていただくときの言葉に、なつめとお茶碗をバランスよく置く「置き合わせ」とか、次の所作に入る前に、「居ずまいを正して」とか、いい日本語だなといつも思います。

 お濃茶の入ったお茶碗に茶釜から熱い湯を注いだとき、とてもいい香りが立ちこめたのには、正直、感動しました。 みんなこれで止められなくなるのだそうです。



 早めにお稽古終了、何だかとても気分がいい、円覚寺の境内あちこちには梅の花が咲きはじめているではないか。お稽古前には余裕がなくて気がつかなかった・・・。

 今日は「お濃茶記念日」、大船駅前の居酒屋で一人熱燗をいだいてから帰ることにした。 今日もいい日でした。