今年は神田明神のご遷座400年記念の年とか、本祭りの年にあたります。 5月7~10日の4日間、神田祭が行われ、久しぶりに行ってきました。 最後の10日(日)はお祭りのハイライト、神輿の宮入です。
江戸の三大祭りと言われるだけあって神輿は200基を超えるそうですが、私が確認した限りでも50基はありました。 神輿の数では日本一ですね、やっちゃ場の千貫神輿も登場です。
一応、私も神輿の担ぎ手です。 岩本町3丁目(以下、岩3)の神輿で義兄が町会の役員をしています。 岩3の神輿は、詳しいことは省きますが当代一といわれる名人が作った由緒あるもの、60人で担ぎます。 実際の担ぎ手は約5倍、300人ほど、大手企業の社員も家族を交えて動員され、その担ぎ手と家族の飲物、ビール・酒・水・昼食も一緒にトラックで神輿のあとからついてきます。
午前8時、お神酒所の前に、岩本町・東神田連合の7台の神輿が勢ぞろい、連なって神田明神に向かいます。 途中、警察署の前で神輿の正面を向けて出てきた署長に表敬のあいさつ、途中1回の休憩を挟んでいよいよ宮入です。
境内は岩3のハッピでギッシリです。 宮司のお払いを受け、無病息災・家内安全・商売繁盛を祈りました。
お神輿は、担ぐというよりは「揉む」という感じ、四隅の房が激しく揺れます。 その動きに自分を合わせていきます。
宮入を終えた帰りの神輿は秋葉原の繁華街へと向かいます。 秋葉原駅の構内に入り、一回りして小休止。 白い制服の上に岩3のハッピを着た駅長から激励のあいさつを受けて一本〆、さらに駅前のヨドバシカメラの商店街の中まで入って一回り、ヨドカメの店長からお祝いと激励で一本〆。 このあたりは町会長の実力と思われます。 続いて町内を練り歩き岩3のお神酒所前にもどりました、が、最後はなかなか神輿が降りません。 もう一丁、もう一丁と延々30分は続いたでしょうか。
こうして、長い長い、楽しい楽しい一日は終わりました。
お弁当とビール、お風呂の券をいただいて解散、足がパンパンですが、 宮入には感動、いい一日になりました。