オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

今年も「タク忌」で始まる。

2017-01-09 15:44:20 | 日記

 1月9日は故渡邊タクさんの命日です。
 毎年、この日には仲間が集まって思い出話をしています。 今年は14回目、暦の関係で1月6日(金)に行われました。

 タクさんは何度か紹介してきましたが、N社ヨット部創立者であり、私の恩人でもあります。
 大手食品会社に転籍し、全国でちびっ子マラソンほかスポーツイベントを実施・運営、全国の子供たち、ご父兄、スーパーの社長さんたちに絶大な人気がありました。
 個性は強い人でしたが、私利・私欲がなく面倒見がよく、まだまだたくさんの人たちの思い出に残っている人です。



 私がまだ20代の頃、江の島コジキ、油壺ゴキブリ生活をしながら、レース艇のクルーになりたくてなりたくて、だけど学連出身ではないので悶々としていたとき、タクさんは私を連れて某オーナーの自宅へ行き、「コイツをクルーにしてください」と直訴してくれました。 そこから私のレース中心の生活が始まったものです。
 今でも、その時のことを思い出すと涙がでてきてしまいます。  思えば遠くへ来たもんだ。

 こうして毎年、皆さんが集まっていますが、話を聞いてぜひ、と今年から参加した方もいます。うれしいですね。
 生前、タクさんのゴルフコンペが何10回かありましたが、亡くなってからは「メモリアルコンペ」が10回、その後は「海彦・山彦ゴルフ」と名前を変えて続いています。
 「タクちゃんルール」という独自のルールがあり、強い影響が残っています。