相模湾のいちばん奥、江の島~逗子~葉山沖には多くのヨットマンが眠っています。
4月17日(日)、ヨットマンの散骨が行われました。
石原慎太郎さんの散骨です。
葉山を中心に多くの仲間の船が集まる中、遺影を持つ家族の乗る本部船の前を隊列をつくってお参りし散骨・献花をしました。
私がようやくレース艇のクルーになった時、油壷に係留する艇の隣の船が「コンテッサⅡ」でした。
ヨットを始めて間もない私は慎太郎さんの著書「星と舵」を何度も読み返したものです。
朝10時に江の島を出港、すぐに我艇のファイティングフラッグである「タクさん旗」を掲揚し、デッキに置いたスピーカから「裕次郎さん」の唄を流しながら葉山に向かいました。

11時、遺影とご家族の乗った本部船の前を一艇ずつ隊列を組んで参拝します。
私たちの艇は本部船のすぐ脇で裕次郎さんの唄を流し続けます。
何艇集まったのでしょうか、相当な数の仲間たちが集まり、粛々とお見送りをし最後に我艇もお参りし深く礼をするとともに献花しました。
とてもいいお見送りができたと思います。






江の島に戻ってお清めは当然ですね。
いつものように思い出話で盛り上がってしまい、最後は慎太郎さんも通った「寿司M」さんへ流れて夜遅くまで語り合いました。 久しぶりと言うか何年ぶりかで午前様になりました。



相模湾のあちらの世界も大勢のヨットマンでさぞや賑やかになることでしょう。 -合掌-