明治2年、まだ戊辰戦争の残り火で函館周辺でドンパチやっている頃、東京~横浜間に日本で初めての電話回線が引かれた。 その10月23日をもって電信電話記念日とした。(んだそうだ)
以来、私が36年間在籍した会社では創立記念日として毎年、様々な行事を行っている。
今日は先輩と現役の交流会が品川のホテルで開催された。 受付をすませて会場に入るとすぐ、後から声をかけられた。ヨット部の現役のYA崎選手で今日は先輩方のアテンドに狩り出されているとか。「明日よろしくお願いします」と言われた。明日はまた別の場所で会うことになっている。
先輩などとおだてられ、交流会などと言われても昔と今は仕事の内容がまったく異なり、話なんか合う筈がない。 ただひたすら、昔の仲間と旧交をあたためるだけである。
会社を卒業した直後はあまり足を運ぶことはなかったが、ここ数年、どうしても会っておきたい先輩がいて参加することにしている。
営業部門の大先輩でグループ会社に出向していたときの直属の上司であったSG本さん。 細かいことは言わずに大所高所から温かい目で見て好きなように仕事をさせてくれた。 そのとき一緒に机を並べていたTR島さん、後に次の会社でも一緒になり、よくよく神田・新橋あたりで呑んだものだった。
初めて現場の係長になったとき、一緒だったH間女史、通称・澄奴姐さんに今年も会えた。 ご主人のゴルフのウデは相当なものらしい。ハンディ0で研修会メンバーだとか。
年に一度くらい、こうして昔の仲間と会うのも生きていくためのエネルギーになるのかもしれない。