6日(月)台風18号が本州を直撃しようとしている朝、車で仕事に向かった。 電車はいつ止まるかわからないし、高速道路もいつ通行止めになるか・・・、と考え、早めに出て下の道を通っていった。 雨はすでに本降りである。
基地の港に着くと交代要員の顔もそろっていて、少し早いが7時に交代。 交代しても台風なので出港はできない、基地の港で待機となった。 10時頃から雨・風ともMAXとなったが12時頃に雨が止んだ。 しばらくして日がさしてきて風も落ちてきた。 東京0メートル地帯を高潮から守っている水門が3時すぎに開き、4時に出港、東京港西航路へと向かった。 明日の朝8時までの乗務である。
羽田空港方面の西の空は真っ赤な夕焼け、その中を飛行機が次から次と飛び立っていく、次から次と降りてくる。4本ある滑走路から2機同時に飛び立ち、2機同時に着陸することもあるので、見ていて飽きることがない。
夜になると、13夜の月とともに爽やかな風が吹いてきた。 しばしの間椅子にもたれて、夜空に点々と続く着陸態勢の飛行機と月と夜風を楽しんだ。 台風で被災された方々には申し訳ないが、朝と夜がこんなに違うのも珍しく、終わりよければ、の楽しい一日となった。