おはようございます。1月22日月曜日です。広島は曇り、天候は回復傾向ですが、本日はまだ少し雨が降るという予報になっています。思いのほか、最近の天候では、寒さは和らいているようです。しかし、まだ寒波は来るという前提で今の季節を考えています。春を告げる花の便りはまだありません。当地では2月になって「蝋梅」が咲き始め、その後、梅が咲くようになります。1年をさかのぼれば、歳時記が思い起こされ、季節の花を思い出します。これに合わせて、相場の年の循環を考えるようにもなってきます。アナリストで相場の見方は異なりますが、月足で観る相場の大循環では、大方の声は揃っているような気がしています。相場は長い時間軸で考えるのが適切とは、よく言ったものです。1月もすでに22目、ゆっくりと昨年を反省し、言い訳を沢山言い、これからの相場がどう動いてくるか、小生のCPU(脳みそ)で考えても、いつも予想は外れ、期待は裏切られて、相場は動いていきます。
過去を知り、これからを考える、ということは大事なことかもしれませんが、相場でもそのような判断をすることが多々あるように感じています。過去は過去、として考え、これからの参考になるかもしれませんが、さほどの思いを置く必要はないかもしれません。
テクニカルで、淡々と判断して取り組むのがベターかも、と思うことが何度もあります。「新聞は読むな、ニュースは聞くな」の師匠の教えで行けば、4本値の動きを観て、相場を考えることこそ基本であり、重要なことと思っている次第でございます。
寒いときは寒くなってくれ、ということも願っていることになります。野菜作りをしていると、季節外れの青虫や土中の虫が活動していることが伺えます。これは暖冬の気配。大根やレタスなどの収穫は終え、残りは、晩成キャベツ、カブのみとなっています。これらも間もなく収穫を終える予定にしています。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、3市場揃って少し大きく上昇しています。ハイテク株が相場をけん引しています。
面白いもので、年内の利下げが話題に上ってくると株式市場は活況差を増し、先週の動きでは、まだ強気相場が確認されたといいます。
株式市場は半年先を観て動くといわれています。6月~7月頃のFOMCで利下げを実施するのではないかという説が徐々に増え、強くなってきている感があります。
CMEN225は、36255で取引を終えていますから、本日の日経平均は、GUして寄り付きそうです。そして、終値で、36025円(SQ値)を超えて大引けとなるか関心を持ってみていこうと思います。
この株式市場の動きを「支援」するために、ドル円相場はドル高円安傾向をまだ維持し、上昇相場はまだ継続すると思われます。
米国市場は、まだ雇用は堅調、消費も堅調で、インフレ傾向は高止まりしています。これらの変調が何時始まるか、、、。
今週から中央銀行週間が始まります。まず日銀が本日明日と開催し、政策が決まりますこちらは「現状維持・据え置き」となると考えられています。動こうにも動けなくなっていると理解するのが適切かもしれません。
25日にはECB、30日31日にはFOMCが開催されます。こちらも「現状維持・据え置き」になるとみられています。
政策の変化がなければ、市場の対応も変化はなく、現在の取り組みがまだ継続する、という流れになってくるかもしれません。
日銀もそうだし、FOMCでもそうだと思われるのが、総裁や議長の記者会見での発言。
ここで、細かい言葉じりを捉えて、変化を先取りしようと機関投資家が動いてくると思われます。しかし、中央銀行サイドは、言質を与えないような表現方法に徹してくると思われます。
声明文でも、「前回とはここが変わった」という表現の変化にも要注意。
相場が総強気の時、その裏では、粛々と、売りの準備が始まっていると思われます。
米国の大統領選挙関連では、共和党で、ますますトランプ氏に強さが目立つようになって来ています。
今週のドル円相場は、読めないところもあります。148.0円を挟んで上下するかもしれません。
ミシガン大学消費者信頼感指数で、インフレ期待が下がってきています。これに市場が反応すれば、利回りは下がるようになり、社債や国債など債券取引が盛んになってきます。
本日の健太君の判定は、「買い」は、148.472円超、「売り」は、148.472円以下、「買い」は、147.988円以下の場合となっています。
FPVは、148.260円、R1は、148.683円、S1は、147.715円となっています。
「G指数」もまだ高止まり感があります。
日銀会合結果は明日昼頃出てくると思われます。
間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時10分です。日経平均は想定通りGUし、現在は36499円付近。このまま終値でも36000円台をキープし、SQ値の36025円を上回るようになると、早期のSQ値越えとなって、今後の展開も更なる上昇が期待できるようになりそうです。
それに引き換え、ではありませんが、ドル円為替相場では、少し下押し傾向となっており、現在は、147.9円付近と、少し軟調な様子。
上昇早過ぎ?の株式市場を押さえようとしているのかもしれません。
先週金曜日安値、147.837円、もしくは、18日安値147.654円へ向かっているかもしれません。4時間足の20MAが現在、147.761円付近を通過中、これにタッチしに来るかもしれません。もし、このMAを割り込むようになると、通例では、下振れを疑うようになってきますが、、、。それでも、今回の場合は、また値を戻し、レンジ内でうろうろしてくるのではないかと推察中。
「戻り売り」シグナルが先週来から点滅中。
追伸 15時12分です。日経平均大引け。36546円でした。これでSQ値を上回る大引け値となりましたので、これからの株式市場はまだ上昇傾向を維持してくるだろうと想定されるようになりました。
ドル円のここまでの動きでは、147.731円まで下押しした後、148.122円まで戻し、現在は、148.067円付近。
下押しは4時間の20MAで跳ね返された感があります。いずれここを再度突きに来るとは思われますが、時間が必要なのかもしれません。