おはようございます。1月18日木曜日です。広島は曇り、間もなく、雨が降ってくるという天気予報になっています。この雨は明後日まで続くらしい。昨日、日中の天候は良かったものの気温が上がらず、風が冷たく、寒い一日でした。本日は雨は降るけど、気温は12度くらいまでは上がるようです。暖かければ、外に出ようかという気も起きますが、寒く北風も強いとなれば、、、。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場そろって下げています。FRBによる早期利下げは少し先へ伸びた、という考えが出て、株は売られたと言えそうです。CMEN225は、35390付近。昨日大引けより90円程度下げています。
本邦の株式市場へは、海外勢の資金が入ってきていると思われますが、その資金の行先は、大型株のようですから、どの銘柄でもその恩恵を受ける、というわけにはいかないようです。
企業決算の見方にも警戒感が出てきています。景気後退入りか、、。
16日のウォラー理事の発言や、昨日出た小売売上高が堅調だったこともあり、高利回り状況はもうしばらく継続するという判断が働いているものと思われます。
この影響を受けて、一月ぶりに、利回りは4.103%と4.10%台での取引きとなり、ドル円は、148.524円高値まで届いています。
短期金利市場では、まだ3月利下げ確率を50%見込んでいるようです。
現在のドル円の状況はそろそろ末期を迎えるのではないかと思いながらチャートを眺めています。しかし、それにしても、どこまで上昇するのでしょうか。
こうなると「天井探り」のために、様子見することが多くなり、ポジション取りがなくなります。
シティーは、利上げは6月からと、従来7月からとしていたものを繰り上げてきました。
ECBやBOEの利上げも6月頃からというものが強くなってきています。
昨夜出たベージュブックの内容では、前回から横ばいという項目が多くなっているようです。
昨夜出た小売売上高の堅調さは、月末に出てくるPCEやGDPにも影響を与えてくるかもしれません。
本日の動きとしては、東京タイムでは、早いうちに下振れして、148.0円を試しに来るかもしれません。7時15分過ぎに148.028円まで押してきています。これでひとまず下押しは終わりかもしれません。ここでの堅さを確認すると、149円へ向けて動き始めるかもしれません。その場合、昨日高値148.524円を上抜くかどうかをチェックすることになりそうです。
チャートパターンからは、いつ下降し始めても不思議ではない環境となっているように思われ、昨日欧州タイム入り後に作っている押し目147.563円を割り込むようになってくると、売り方が動きやすくなりそうで、さらに下振れしてくるかもしれません。
現在のポジション状況では、相当ロングに偏っていますからこの過熱感を冷やすために投機筋がこのロングを狙って売り浴びせてくることも想定されますから、ロンガーは投げさせられないように注意が必要となりそうです。しかし「冷やし玉」が出たから相場は転換するとは言い切れません。もうしばらく、高値圏でもみ合うことも想定されます。このような時、相場は上下の大きく振れて、それを繰り返すケースが良くあります。この動きに振らされないように。
押し目ができれば、まだ買い拾う投機筋も出てくると思われ、もうしばらくはもみ合うことが想定されそうです。吹いたら売りを仕掛けてくる輩もいると思われます。ショートポジの構築に来る可能性もありそうです。
本日の健太君のシグナルは、「買い」は、148.333円超、「売り」は、148.333円以下、「買い」は、17.587円以下の場合となっています。
FPVは、147.899円、R1は、148.767円、S1は、147.274円となっています。
今夜は住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数、そして、定例の新規失業保険申請件数などが出てきます。
「G指数」はさらに上昇し、「天井の危険水域」を示してきています。注意から警報になります。
そして、最新のオプションNYカットの設定状況では、本日以降分は、148.00円から下のものばかりになりました。
経済の世界で、「幸せ」ということを考えると、短絡的には、「お金」ということを考えるかもしれませんが、本当の幸せということになると、心のありようとか、哲学的な領域に入りそうです。考えてみると、10年前や20年前と比較して、私たちは今、幸せ度は増しているでしょうか。難しいところと思われます。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願します。合掌
追伸 9時22分です。東京株式市場のオープンと前後して、ドル円相場は、少し大きめの上下動をしてきました、この時の下押しでは、148.063円まで届きましたが、オセアニア市場で付けた日通し安値は更新できていません。この動き方を観ていると、東京の機関投資家は本日もまだ上へ引き上げていきたいのかもしれません。
しかし、相場の動きに勢いは感じなくなっています。東京タイムでは様子見が主流となり、NYタイムになって経済指標が出て、動き出す可能性はありそうです。
これも、「そろそろ天井?」という雰囲気が醸し出されているためと思われます。警戒感が出てきてもやむなし、というところでしょうか。
小生は、今朝早く、148.321円でショートを持ち、少し前に、同サイズの148.109円ロングを持つという「両建て」作戦に出ています。暫くこのままにして放置し、このレベルでの利確や損切りは行わない予定。
ここからの東京タイムでの相場は、一方的に動くというよりも、上下動を繰り返しながら徐々に上へ行く、という流れが推察できそうです。
追伸 12時28分です。国債利回りですが、本邦の10年物国債利回りが0.662%と上昇傾向になってきています。何故? 米国債10年物利回りは、4.093%と少し下がってきています。これは単純に考えてよいのか? 株が強いため債券は売られて利回りが上昇、というパターンか?
今回の円買いドル売りは、投機筋の利益確定の動きかもしれません。
しかし、このような動きがあっても、ドル円相場はまだ「買い場」にあると思われます。崩れてはいません。そして、日足でチェックすると、まだ上値余裕はあるテクニカルの状況になっていると思われます。
本邦の機関投資家も、どちらにポジションを採ろうか迷っているかもしれません。相場は狭い範囲で上下するようになっています。迷うというよりも様子見している感じか、、、。