おはようございます。1月8日月曜日「成人の日」祝日で相場は休場となります。広島は曇り、季節は「小寒」に入りました。節分までの「寒の入り」になりました。「春よ来い、早く来い」、と心が急く時期になりました。これも寒さをしのぐ術でしょうか。
さて、相場です。先週一週間をかけて、相場全体を見直してみました。
すると、大きな傾向が出てきたように考えています。
ダウ平均、ナスダックやSP500、ラッセル指数などでは、「弱気のダイバージェンス」が表われてきています。こうなると、これらの相場は天井をつけた感があり、この後、下降傾向を示すようになってきますから、要警戒となってきます。
本邦の日経平均も、同様で、これまで何度も34000円チャレンジを繰り返してきていますが、34000円乗せは期待はされたものの実現できず、となっています。
このような状況を総合的に考えると、今後、上記の相場は、下降傾向となってくると判断できるような気がしています。
ドル円も同様で、先週金曜日高値145.978円をひとまず天井と考えることもできそうで、(しかし、確定ではない)、これからは相場転換のタイミングを計りに来るのではないかと推察できると思われます。
今週は、11日木曜日にCPI、12日金曜日にPPIが出てきます。
これらがどのような結果になるかによって、相場状況が決まってくるのではないかと推察しています。
これらの影響が少なければ、相場はもみ合い状態となって、もうしばらくその状況を継続するかもしれません。
そうなると、今月はFOMCが30日、31日と二日間開催されますので、この結果を観て相場は動くかも知れません。
FRB関係者からは、相変わらず、「利上げもまだ選択肢にある」という声もあります。
市場では、3月利下げ開始は少しトーンダウンしてきてはいますが、今週出てくる指標結果を受けて、方向感が出てくるかもしれません。
本邦の政局が不安視されるようになってきています。
1月26日に通常国会が開催され、来年度予算案などについて審議される予定ですが、能登半島震災もあり、それ以上に、自民党内での政治資金のキックバック問題があります。すでに昨日これに関して国会議員とその秘書が逮捕されています。今後、続々と出てくる可能性がありそうな雰囲気、、、。
こうなると、国会での政府追及も強くなり、来年度予算採択と交換で政府は総辞職、という話も出てきています。
政治が落ち着くまでは、市場も不安定な動きをしてくる恐れもあります。
通常国会は、3月末まで続きますが、来年度予算を成立させて閉会できるかどうかも課題となっているようです。
ここを通過すると、岸田内閣は、9月の自民党総裁選がターゲットとなりそうですが、岸田さんは退陣し、新たな総裁選挙が行われる予定となっています。
このような政局にも相場は影響を受けると思われます。
ダウ平均などは1月から3月頃にかけて底をつけに来るかもしれないという予想があります。
日経平均も同様の時期となり、重なる恐れがりそうです。
今月下旬ころからは、要注意の時期となってきそうです。
ドル円も同様と考えています。ドル円の場合は、まず、今月中旬から来月上旬にかけて一押しある要注意時期と考えられそうです。
先週金曜日の高値は、戻り高値の天井圏にある(まだ天井と決まったわけではありません)と考えられ、戻り売りが出やすくなっていると思われます。ドル円は、本日からすぐに、ではありませんが、これから、12月28日安値140.250円チャレンジが出てくると推察されます。しかし、今回はここで止まらず、137円、もしくは、130円どころへ向かって相場は押していく恐れがありそうです。
まずは、前述のように、今週出てくるCPIやPPIを確認してから動いてくると思われます。
予想では、伸びるものもあり、落ちるものもあり、というところです。このようになった場合、相場はどう動いてくるか、、。
本日の健太君の判定は、「買い」は、145.296円超、「売り」は、145.396円以下、「買い」は、144.209円以下の場合となっています。
FPVは、144.798円、R1は、145.793円、S1は、143.619円となっています。
本日の動きでは、先週金曜日安値突きに来るか、それとも、高値突きに来るか、、、。
「G指数」では、「買われ過ぎ」レベルとなっています。要注意。
本日は取引を行わない予定ですが、戻りがあれば、ショートを持つかもしれません。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 8時36分です。少し前に、値を戻したところで、144.911円ショートを持っています。145円を超えてくるような値の戻しがあれば、売り上がりを実施する計画。
先週金曜日の高値安値でフィボを考えると、半値戻しは、少し前につけた日通し高値の144.920円付近となります。これを考えてショート保有。
追伸 15時26分です。ようやく本日PBにタッチしましたので、144.211円で保有ショートを全玉決済しました。しばらく様子を観たいと思います。買い方が動いてくるかどうか、チェック。リスクが取れれば144.00円接近まではショート保有継続もありか。
追伸 16時20分です。日通し安値が144.084円まで行き、その後は反発傾向。買い方が動いてきたようですが、145円台を回復するかどうかということになってきたかもしれません。回復できない場合は、売り方が動いてくると思われます。現下の相場は、「戻り売り」が出やすい環境になっていると思われます。再度下降傾向となりそうです。下押しが始まった場合、4時間足の20MAを割り込んでくるか、弾き戻されるかチェック。割り込んでくると、先週金曜日安値突きが始まると思われます。
追伸 21時ちょうどです。欧州勢も押しきれないようです。そうなると、相場は上値を試しに来るようになるかもしれません。その場合、目標は145.00円位なるかもしれず、しかし、買い上がるほどの材料もない、というのが本日の現状と思われます。昨日高値が144.920円ですから、これを超えるかどうかというところかもしれません。
本日のここまでの動きから、下値の堅さは確認した、これから上値の重さの確認に行く、となるかもしれません。明日9日や、明後日10日のオプションNYカットは現在値より下の方で多くの設定があるようで、これは上値を重くする材料になりような気がします。
というようなところですが、本日はここまでとします。本日も訪問いただきありがとうございましたおやすみなさい。合掌