おはようございます。1月9日火曜日です。広島は曇り、冷え込む早朝となっています。吐く息は白く、霜も降りています。「寒の入り」をしていますから、節分を迎えるころまでは寒い寒いと言いながら、そして、「今日はどんなことが起きるのだろうか」などと考えながら、早朝散歩をするようになると思われます。
能登半島地震では、まだ余震が続いているようで安心できない環境と思われます。寒さの厳しいころで、雪も多く降り、しかも、被災者の方たちは、着の身着のままで避難したため、冬支度の服装や道具を身につけていないようです。雪道を歩く防寒靴も不足しているらしい。時間経過とともに、被災状況の詳細が入ってくると、その悲惨さが堪えます。
東北や北海道などでは、また、雪が降ってくるようです。この時期では不思議のない自然現象ですが、、、、つらい現実かもしれません。
さて、相場です。昨夜のNYタイム中に、NY連銀が、1年先期待インフレ率を発表したようで、これが3.01%と3年ぶりの低水準となり、これを受けて、債券市場では、利回りが3.9%台へ低下してきています。
このような状況を受けて、株式市場では、大型ハイテク株がリードして、3市場とも上昇してきています。CMEN225も上昇傾向になってきており、本日の日経平均の寄付きは33850円付近かもしれません。このレべルは何度も押し戻されたところです。34000円に接近し、乗るかチェック。日経平均は寄付き天井に注意。
利回り低下傾向になったことから、ドル円も下押しされ、143.661円まで押し込まれましたが、その後は買い戻しが出てきているようです。
ドル円は、144円台を回復し、戻り高値は、144.270円となっています。その後少しもみ合っているようです。これも引け前の動き、、、。
チャートパターンからは、「戻り売り」が出やすいものとなっています。本日の東京タイムでは、利回りが3.9%台に低下してきたことから、ドル円の上値は重くなり、下押し圧力が強まり、昨日安値突きの動きが出てくるかもしれません。
市場は、今週、木金曜日に出てくるCPIやPPIを待つつもりかもしれません。
これらの物価動向を鑑みて、相場の方向を決めてくるかもしれません。そうなると、相場はレンジを作り、その範囲で上下するかもしれません。
目先的には、144.0円付近に、複数のMAが存在しますから、この付近ではもみ合いが想定されます。
144.270円付近で戻りが頭打ちとなると、相場は、143円台へ再度押し込まれる可能性が高まると思われます。その場合、利回りは4%を割り込んだ取引となってきそうです。144円を割り込まない場合は、一旦反発傾向を強める可能性がありそうです。
本日、米国の貿易収支が発表されます。前回とほぼ同様のマイナス幅が予想されています。
本来、貿易収支がマイナスという場合は、為替取引では「売り」となりますが、各通貨の相対的強弱関係の中では、ドルにはまだ強いものがあります。
ドル円は、昨日21時台で付けた戻り高値144.684円を上抜いてくるかどうかをまずチェックしたいと思います。上抜いてくるようだと、相場は一旦上向きになる可能性がありそうです。そして、昨日高値144.920円をねらってくるようになると思われます。
これらを上抜くことができない場合は、やはり下押しが出てきて、昨日安値へ向けた動きが出てくる可能性はありそうです。
日経平均など株価動向と、ドル円の方向が揃うかどうかもチェックしていくことになります。
本日もまだ「吹いたら売り」で臨むのがベターかもしれません。
相場自体は、目先相場の現状は方向感はなく、上にも下にも行ける環境と思われます。まだ長くはポジションを持てそうにない相場環境と思われます。
本日の健太君の判定は、「買い」は、144.566円超、「売り」は、144.566円以下、「買い」は、143.937円以下の場合となっています。
FPVは、144.264円、R1は、144.868円、S1は、143..609円となっています。
「G指数」はまだ「売られ過ぎ」レベル。
5分足の800SMA(144.472円付近を現在通過中)の位置にも注意しています。これが上値を抑え込む可能性はあるかもしれません。
市場では、日銀は、今回の震災で、マイナス金利をこの3月とか4月の会合で解除するのは困難、という見方が優勢になってきているようです。
まもなく、東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時13分です。少し前に、144.268円でショートを持っています。決済めどは昨日安値付近を考えています。144.00円付近になると買い方が動いてきそうな気もしますが、辛抱して保有してみます。
追伸 10時45分です。本日保有したショートは先ほど、143.659円で全玉決済しました。これから少し様子を観ますが、反発しそうになればロングを、そして、戻りがあれば、新たなショートを打つかもしれません。しばし静観します。
追伸 12時55分です。ここまでの動きで、日通し安値は、143.420円となり、その後143.60円付近でうろうろしているようです。143.420円で3MINを形成していますので、東京タイムでの下押しはこの付近までかもしれません。
しかし、日足で見ると、200MAや一目・転換線がすぐにあるようですから、それらを狙って下押ししてくることも想定できそうです。これは欧州勢の仕事になるかもしれません。その位置は、200MAが143.30円付近、一目・転換線は、143.114円付近を通過中です。
3MINを付けたことからいずれ反発してくることも想定中。本格的な反発は明日になる可能性が濃厚と判断しています。
現在のチャネルライン下辺は、1月9日安値と、ここまでの本日日通し安値を結ぶ右肩下がりのラインとなり、上辺は、1月8日の戻り高値144.684円を通過する、下辺に平行なラインとなっていると思われます。
今回の下押しでは、まだ半値押しになっていないと思われますので、143.0円付近までの下押しはまだ出てくる可能性はありそうです。半値押しのレベルは、143.111円付近。61.8%押しは、142.433円付近となります。
現在値144.663円より下では、どのレベルでも厚めの買い注文が伺えます。ここから下では底値の堅さが意識されるかもしれません。
少し前の上下動の時に、さらに少し稼ぐことができましたので、今のところはもう本日取引は行わないつもりです。チャートのチェックは行いますが、静観する予定。
追伸 19時35分です。本日の日経平均は33990円まで上昇したようですが、34000円乗せには失敗しているようです。こうなると、「まだか、それとも、もうか」の領域にあると判断できそうで、日経平均は「天井圏にある」のかもしれません。
本日日通し安値を付けた後のドル円は、144.315円まで値を戻しましたが、その後はすこし調整気味で、143.741円まで押した後少し値を戻して、現在は、143.961円付近。
本日分のオプションNYカットは、上から、147.00円、(現在値144.015円)、143.60円、143.00円、となっています。
147.00円まで上昇するとは、材料がないため考えていません。そうなると下押ししてきて、143.60円や143.00円へ向かうような気がしています。
明日も143.50円~144.50円付近のレンジで上下するかもしれません。
NYカットタイムを通過して、ロンドンフィックスタイムを通過すると、一気に動いてくる恐れもあるかもしれません。
日足の200MA(143.302円付近)を狙う動きが出てくる可能性はまだありそうです。本日日通し安値を更新できない場合は、値を戻す動きにつながってきそうですが、、、。如何に。
今夜未明に、米国債3年物の入札が行われます。そして明日には、米国債10年物の入札が控えています。これを考えると、今夜はNYタイムでも方向感のない取引になるかもしれません。