おはようございます。1月12日金曜日です。広島は曇り、最近の早朝の気温は4お程度と温かく、散歩しやすく助かります。しかし、明日になると北の高気圧の張り出しがあって、寒くなる、という予報になっています。明日明後日と、大学入試センター試験があるようで、受験生の皆さんは大変な時期。雪が降ると、交通状態が乱れて、センター試験も混乱する恐れもあるだろうから、心配の種が増えたということになる。保護者の方も心配され、受験生家族は受験の一つの山を迎えていると思われます。
ガンバレ! 受験生。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は、利回り上昇を受けて売られ、3市場では小幅まちまちとなっています。
これまで史上最高値付近にあった米国・株式相場ですから、利確の動きも無理はないと思われます。指標結果を受けて、まだインフレ傾向に変化なし、という判断が市場に出たようで、メスター・クリーブランド連銀総裁が、昨夜、「3月は利下げ時期としては早すぎる可能性がある」、と発言したことも、市場が落ち着きを取り戻した材料になったと思われます。
昨夜出たCPI結果や新規失業保険申請件数は、強い内容で、予想を上回るものとなり、これを受けてドル円は、急上昇し、146.415円まで届いています。その後、テクニカルで半値戻しに到達したこともあり、利確も出て、相場は押してきて、昨日FPVのレベル近くの、145.266円で取引を終えています。
この間、利回りは、4.0630%まで上昇しましたが、その後下げて、3.969%付近で取引を終えているようです。
昨日高値146.415円で、3MAX20MAXが一致しています。これも、今後、相場が調整してくることを示唆していると思われますが、本日の段階では、明確に、調整入りした、と判断はできないかもしれません。今夜PPIが出てきます。市場は、この指標発表を待つようになると思われます。本日はもみ合う恐れもあります。
PPIでも物価動向が上昇しているとなれば、いよいよ3月利下げは難しいものになると推察されそうですから、利回り上昇を起こして、再度4%台に乗るかもしれません。ドル円はこのような動きに連動してくる可能性もありそうです。
今は債券市場の動向から目が離せません。株が売られるようになると、債券は買われるようになり、利回り低下へとつながってきます。巷では、ソフトランディングになると考えられていますから、インフレ傾向はもうしばらくは高い状況で推移してくるのではないかと思われます。
本日が金曜日ということで、引けにかけて、持ち高調整も出やすいと思われ、相場が上昇していても、引けにかけては、押し下げてくるのではないかと思われます。
今週の取引は総じて順調に稼ぐことができていますので、本日は意識的に、「相場を休む」として、ヒートアップした脳みそをクールダウンさせようと思います。
これも、「稼いだら、少し休んで、冷静になる」という取り組みです。過熱していたら、バイアスがかかって判断ミスをしますから。
しかし、もし、本日相場が、再度146円台に入った場合には、ショートを打つかもしれません。テクニカルでは、それを示唆してきていると判断しています。しかし、本日が金曜日ということは少し取り組みを躊躇させるものがあります。来週のエントリーでも遅くはないか、、、。ひと相場の峠越えを考え、思考を切り替える時期になってきたかもしれません。徐々に下ブレしてくるか???
仮にここで下押し開始をしても、今回の下押しは、そう深い押しにはならないかもしれません。せいぜい135円付近まで、あるいは140.0円近辺までかもしれません。
今月下旬に、日銀会合やFOMCが開催されます。この段階では、まだ日銀は動かず、FOMCも同様かもしれません。そうなると、まだ日米金利差は開いたままで、ドル買い傾向は継続されるという判断もできそうです。一気に円買いが進行するとは考えにくい環境と思われます。
本日の取引レンジは、昨日の上下値範囲と同程度のものになりそうと推察しています。
本日の健太君の判定は、「買い」は、145.841円超、「売り」は、145.841円以下、「買い」は、145.068円以下の場合となっています。
FPVは、145.517円、R1は、146.276円、S1は、144.759円となっています。
「G指数」は、少しマイルドなものになってきましたが、一部にまだ「少し買われ過ぎ」レベルのものがあります。
東京タイムでは、昨日安値突きが始まっている感があります。
間もなく東京タイム開始です。本日は取引を行わず、様子見を徹底するつもりです。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 8時38分です。4時間足の20MAにタッチしました。押しはこの付近までか、それともさらに深押しするかチェック。ここまでの動きは、下押しオンリーです。
追伸 17時23分です。本日のオプションNYカットは、上から順に、148.00円、147.00円(サイズ大きめ)、146.70円、146.15円、146.00円(サイズ大きめ)、145.00円(サイズ大きめ)、(現在値144.930円)、144.00円、143.00円と幅広くあるようです。現況からは145.00円の影響を受けているかもしれません。ここを挟んでしばらく上下するかもしれません。
本日日通し安値は、すでに昨日安値を割り込んできています。また、値の戻りがあると、やはり売り方が動いてきて「戻り売り」が顕著になっているように考えられます。これも今夜出てくるPPI待ちと思われます。昨夜のCPIのように、この結果次第で、相場は上下、どちらへも振れそうですが、現在できつつある相場の流れを考えると、下振れしてくる確率の方が高いかもしれません。しかし、もう一度上昇させて、しかし、昨日の戻り高値146.415円を超えることなく、三尊を形成して、下ブレ決定かもしれません。様子見継続中。