鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

網戸の清掃

2015年10月16日 00時00分01秒 | マニュアル

 網戸も定期的に清掃しているであろうか?。直接外部と接しているため、汚れやすく、ガラス窓のように水拭きすることもない。網戸の汚れは、雨の降り込みによって濡れた箇所と濡れなかった箇所とがはっきり区分けされているようであれば、汚れている証拠である。1年中網戸を取り付けている家庭も多くなったが、電灯に集まる昆虫が少ない冬場は、取り外し、太陽の光量を室内へも入れたい。取り外す時期に掃除を行えばよいのであるが、水を多量に使うため、今の時期が良いようである。

 

 ガラス窓と異なり、3年もすると網戸の網が劣化してきて、破れてしまう。ホームセンター等で、張り替え用の道具とロール状にした、数枚分を張り替えることが出来る製品が売られている。自分で簡単に出来るので、裂けた箇所があれば張り替える。張り替えは室内側から見た面が表で、裏側には網を固定している太めのゴムひもがサッシ枠にある溝に埋め込んである。ゴムひもを外せば簡単に網がとれる。網は縦横に化学繊維が編み込まれているので、サッシの縦横と平行するように張る。張り代を5cmぐらい残し、ゴムひもを溝に網の上から溝に押し込む。網を張り終えたらカッターで張り代を取り除くだけである。

 

 網戸のレールにはまる上部と下部に固定するねじがあるので緩める。網戸を取り外し、風呂場で洗剤を付けてブラシで洗い、シャワーをかけるだけであるが、風呂場が狭い場合は、ベランダやコンクリートが敷いてある場所で行えばよい。ブラシでもデッキブラシでもよいが、裏と表を洗う。ついでにサッシ枠も洗うとよい。乾燥後に元の場所へ取り付ける。レールにはまるローラー部は油を差しておくとよい。網戸が固定できるような構造になっているので、スムースにレールの上を滑る位置で、ねじを締め付ける。

 

 網戸の汚れは風によって運ばれる砂やゴミ、時には昆虫の死骸等である。春に花粉が飛ぶが、花粉は粘着性がある場合もあり、それが付着する。室内で発生する汚れは、たばこの煙やほこりであり、台所の窓は油が熱によって蒸発し、網戸に付着する。

 

 網戸は外から入る空気と室内から出る空気の間にあるフィルターで、編み目の大きさはほぼ一定のようであるが、いくつか種類もあるかもしれない。フィルターも編み目が小さければ汚れやすいし、大きければ昆虫なども入りやすくなるであろう。ゴミを嫌う作業場では、各種のフィルターがあるが、家庭用ではさほど意識されていない。台所の換気扇にはフードがついて油を吸着できる不織布が張られている。これも定期的に取り替えるとよいであろう。


窓ガラスの磨き方

2015年10月15日 00時00分01秒 | マニュアル

  窓ガラスをきれいに保つためには、定期的な清掃が欠かせない。透明ガラスの状態を見れば汚れているかどうかは分かるので、透明度が下がれば掃除を行う。ガラスは外面と内面があるので、どちらの汚れが激しいのか、一応判断するとよいが、片面だけを行うのではなく両面を同時に清掃するので、あまり深く考える必要はないが、外面については自然環境にさらされているので、風雨による水滴が蒸発した後に雨染みを作る。これは水滴に含まれる炭酸カルシウムの結晶であるので、ある程度強い力で落とす必要がある。海岸に面したところでは塩分の影響もある。水垢と呼ばれているので、固着した結晶を化学的に分解させる水垢除去剤を使用する。界面活性剤とも呼ばれていている。

 

 物理的には研磨剤を利用する。石粉(いしこ)と呼ばれている物で、クレンザーの石けん分が入っていない物と考えればよい。石けん分が入っていると石けん分を洗い流すのに多量の水が必要となり、室内では使用できない。バケツに水を張り、石粉を一握り入れて溶かす。溶かすといっても石粉が水に分散するだけで、しばらく置くと沈殿する。雑巾を使って、水分を軽く絞り、ガラス面を拭く。そのまま乾燥させるとガラス表面に石粉がついた状態になり、タオルに霧を吹き付け、ごくわずかに水分が残っている状態にしたタオルで拭き取る。この加減は難しいが、慣れると湿らす量が分かってくる。外面は石粉を使い、水垢を削り取る方法を使う。

 

 室内側のガラス面は、室内の空気に含まれた水分が室温の変化によってガラス面についたために曇ってくる。たばこの煙や、石油ストーブやガスストーブから排出される燃焼ガスも同時にガラス面に吸着する。室内の埃も水分と一緒になる。ほとんどこれらの吸着物は、水に溶けるため、外面のガラスのような薬剤を使わなくても水ぶきで十分である。水拭きした後は、乾燥しないうちにT字形をしたスクイージ(ガラスと接触する面はゴム)で水分をぬぐい取る。サッシに近いところは拭き取れなかった水滴が残るが、僅かに湿らしたタオルで拭き取ればよい。上面ガラスから作業を始め、下面で終わらす。

 

 たばこの脂(ヤニ)がとれにくい場合は、界面活性剤を用いるか、水で薄めた苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使う。素手で行うと炎症を起こすので、ゴム手袋をして作業を行う。水はほとんどの物を溶かすか湿潤させるシンナー(溶剤)であるともいわれ、水を最大限利用されたい。界面活性剤や石粉、苛性ソーダを多用しなくても、定期的なガラス拭きを励行すれば透明度を保つことが出来る。少なくとも月に1度は行うことをお勧めしたい。


冬への準備

2015年10月14日 00時00分01秒 | 紹介

 富士山初冠雪の情報が伝えられた、昨年に比べ11日遅いとのことであった。10日前後の違いを一喜一憂する必要はないと思うが、秋から冬への移行は早い。日本列島は縦に長いので、北と南では気温の差が大きい。関東の平地では北海道と10度前後の気温の差がある。そして北海道や東北の冬は長い。

 

 釧路では1年中ストーブがはなせないようである。夏でも合い服を着ていたし、夏の暑い時期1週間ぐらいはストーブを必要としないが、すでに朝、夕はストーブに火を入れるようである。

 

 我が家も夏から秋への移行で、すだれを片づけ、グリーンカーテンもすでに取り去った。そろそろ繁茂した庭木の剪定を始めようと思っている。落葉する樹木は自然に養分を幹に戻して葉は紅葉し、枝から落ちるが、針葉樹は眠りに入る時期が不明確である。木が眠る時期に剪定すればよいのであるが、ロウバイ、サザンカ、ツバキは花芽を持っているので、剪定すると花が咲かなくなる。樹木の性質に応じて剪定すべきであろう。

 

 以前は網戸を全部外し、デッキブラシで洗ってから物置に収納していたが、数年前から手抜きをしている。先日晴天の時に10枚ある障子の張り替えを済ませた。ガラス窓の清掃はこれから行うつもりである。

 

 今日手がけたのは、扇風機3台の掃除と電池を外した。塗装に使う養生用のナイロンに粘着テープがついている物で包み、収納準備を行った。居間の絨毯は女房が収納庫から出し、日中外に干してから居間に敷いた。次は暖房用のガスストーブとファンヒーターの準備が残っている。また、シーリングカバーや白熱級の清掃や蛍光灯の取り替えもある。

 

 台所は一番手が掛かる場所で、壁や収納扉、排気扇は油がこびりついているため、簡単には落ちない。今の時期に行っておくと年末の大掃除は簡単に済ませることが出来る。以外と時間が掛かるのは物置の整理である。狭い作りなので、入っている物総て外に出してから必要な物だけを入れる選別が残っている。

 

 自家用車の定期点検が11月なので、これにあわせて、夏タイヤから冬タイヤへの入れ替えを行う。この他、着る物や布団類は女房の仕事である。目途として11月中旬には総てが終わるようにしたいと考えている。


リサイクルショップ

2015年10月13日 00時00分01秒 | 紹介

  時々、近所にあるリサイクルショップへ行くことがある。商売としては古くから、わが国にある骨董店と同様である。落語の題材にもなっている書や骨董品を売り買いする物であるが、登場人物の性格が出ておもしろい。海外にも骨董店で購入した有名画家が描いたという物が贋作として購入したが、鑑定士に見せると本物であったなどの逸話がある。骨董品での買い物は、贋作かどうかの目利きが必要である。鑑定書がついても実は贋作であってだまされることもあり、逆の場合もよくある話である。

 

 リサイクルショップは、新品と同程度の物が半額以下で購入できたり、転勤などで、不必要になった家具や電化製品も、わずかな値段ではあるが買い取ってくれる。廃棄業者に出すと、品物によって異なるが、お金を支払わなければならない。リサイクルが生活を潤す状況となり、廃品が再度活用できるのであれば、資源を有効に活用できることになる。

 

 高齢になれば、着飾る必要がある機会も減るし、体型も変わる。タンスの肥やしにしておくのはもったいない。気持ちを切り変えて、リサイクルショップへ持ち込むことも整理の一手段である。業者によっては不要な物を一括査定してくれ、搬出もしてくれるようである。

 

 流通の過程の中に、引っ越し業者が手がける場合もあるし、倒産などの場合には備品や商品を買いたたくなどのあくどい話も聞くが、リサイクルショップが果たす役割も必要と思われる。

 

 大型店のリサイクルショップには、生活用品のあらゆる物が陳列されている。中にはブランド品もあり、安価で手に入れることも出来る。箱に入ったままの結婚式等の引き出物は、新品であり、見ていて飽きない。自分は漆工をするので、気に入った物があれは購入して、塗り物の素材などに利用している。傷が付いている物や剥げている物は補修して使えるように手を入れる。

 

 娘は子供が二人いて育ち盛りである。一度しか着ない式服等をオークションに出し、オークションから必要な物を手に入れている。賢い消費者であるのは、自分の世代が持つ固定概念を捨てているし、インターネットの恩恵といっていたが、情報やネットワークがこの分野でも機能していることに驚くばかりである。


ストーブのメンテナンス(2回シリーズその2)

2015年10月12日 00時00分01秒 | マニュアル

 リングは波状と平状の鋼板で、6層になっていて、隙間をガスが噴出するようになっている。やはりさびの発生が多い部品である。さびた部分をワイヤブラシで落とす。洗浄剤を使って汚れを落とし、布でふき取ってから取り外した逆の順序で組み立てる。

 

 注意しなくてはならない箇所は、機種によっても異なり、総てが同じではないが、火力の調整を行う燃料レバー部分とジェネレーターの接合部分である。パイプの中にクリーニングロッドが入っていて、ジェネレーター取り付け部の燃料噴出口、つまり、バルブ先端に穴があいていて、ジェネレータの中に入っているクリーニングロッドのフックに引っかけてからナットで固定する。火力調節は、燃料の量を加減して行うため、このフックが、ジェネレータ反対部分のニードルと一体となっている燃料ノブと連動するため、火力の調整が出来る。

 

 組み立てが終われば、燃料を規定量入れる。本体が水平状態で、満タンにすることは出来ないが、燃料タンクに空間がないと加圧できないため、満タンに入れる必要はない。

 本体の各部分から燃料漏れがないか確認する。燃料漏れがなければ、ポンプノブを25回ポンピングを行い燃料を加圧し、燃料ノブをONの方向に、徐々に開く、バーナーから燃料噴出する音がするので、ライターの火で点火する。燃料ノブを開いて青い炎が安定するまで様子を見る。この間に、ポンプで30回以上ポンピングを行い、加圧する。正常に稼働すれば燃料ノブをOFFの位置に戻して作業を終了する。本体が冷めれば、燃料キャップをゆるめて空気を抜き、再びキャップを閉めておく。

 

 しばらく使用しないのであれば、燃料を抜いておいた方がよい。消耗品はジェネレータとリングバーナー、ポンプのゴム等である。使用頻度にもよるが、万一の時に供えて購入しておくことをお勧めしたい。以上である。(このシリーズ最終回です)


ストーブのメンテナンス(2回シリーズその1)

2015年10月11日 00時00分01秒 | マニュアル

 災害が起こるとそれに伴う非常用品が活躍する。今年は火山の噴火、豪雨に洪水等自然災害が目立った年となっているが、残すところ今年も3ヶ月あまりで、台風の動きも心配になる。インフラがダメージを受けると、さしあたり必要なのは、飲料水の確保と電気、ガスである。冬場に向けて暖房も気になるところである。若い頃は山好きな友人がいたせいか、山登りや、キャンプを好んで行っていたが、年を重ねると億劫になり、代わりにはならないが、ドライブ旅行で山岳に触れることにしている。

 

 久しぶりに道具を片付けていたところ、ほったらかしにしていたコールマンのストーブが出てきた。アルミ缶にはいているピーク1(ワン)の後継機で、フェザーストーブモデル442である。小型のホワイトガソリンを使用するタイプで、今ではガスストーブを利用する方が多い中、ちょっとしたキャンプや、つりなど山に限らず便利なツールである。災害時にも利用できる。 使用すると、火力が強いし、面倒なことはほとんどない。しかし、十分にメンテナンスを行ってきたわけではなく、年期が入った変色やさびは、勲章の証と思っていたが、いざ使用すると調子が悪かった。バーナーからのガスの炎が一定でなく、さびにやられているようであったため、分解掃除をすることにした。

 

 構造は、本体に燃料であるホワイトガソリンを注入する燃料キャップと燃料タンク、バーナーとが一体になっている。使用に当たってはポンプで空気を入れて、燃料の圧力を高めるポンプノブと、液状の燃料を気化させるジェネレーターがついていて、さらに、火力の調節を行う燃料レバーがついている。

 

 分解はジェネレーターを取り外した後、バーナーリングセットを押さえているねじをゆるめ、取り外す。さびの発生はバーナーの受け皿部分とリングバーナーに集中している。ジェネレーターも外見は銅製パイプで、よほどのことがない限り、腐食による破損はないが、黒くさびる。バーナーセットを押さえているねじがさびで固着し、必要であればショックドライバーで刺激を与えるが、それでもゆるまない場合は、クレ556などのさびを浮かすさび落とし剤を吹き付け一晩放置する。(次回へ続きます)


市民アカデミー15後期1回目別コース

2015年10月10日 00時00分01秒 | 日記

平成27年10月9日

  前期は企業連携を受講したが、後期のメインはワークショップの映像・メディアコースを専攻した。来年1月の下旬金曜日に最終回があり、コースの回数は12回予定されていて、本日は第1回目である。受講している大学連携と区別する意味で別コースと呼ぶことにする。前期受講した企業連携は、川崎市内を中心に、企業見学等のフィールドスタディを含むコースで、毎回新鮮な気持ちで受講できた。このコースも大変興味深く、継続してもよかったのであるが、目先を変えることも必要と思われたので、今回はジャンルを変えることにした。

 

 懐かしの名作を語るということで、「シルクロード」「NHKスペシャル」「プロジェクトX]について現地を再度訪れた後日談等も含まれているようである。2014年から始まったコースで、「懐かしの名作を語る」とのテーマで、シリーズの続編として3シリーズを各4回筒の構成となっている。単なる懐古話ではなく、著名人が講師を務めている。

 

 今回第1回目は、「草原の王都サマルカンド」シルクロードもど真ん中を貫く道の王都を再訪問し、最新の情報を紹介してくれた。講師は元NHKシルクロード団長で元京都造形芸術大学教授の鈴木肇氏である。

 

 NHKのシルクロードといえば、喜多郎作曲のテーマ音楽を思い出す。また正倉院の御物はシルクロードを経由して中国やペルシャ製の宝物がもたらされたことになっている。シルクロードは多くのルートがあるようで、中央アジアのオアシスを繋げる道が代表格で、長安から敦煌へ至る道である。西域南道、西域北道(天山南路)、天山北路の3本の道は敦煌からローマへ通じる道であり、敦煌から北上し、トルファンで天山南路と分かれてウルムチを通るルートで、サマルカンドは天山北路で、天山山脈の北側の終点に当たる。

 

 中央アジアの番組取材に関したエピソードは随所に挿入され、ビデオ、スライドでの旅行秘話は東西の接点であるサマルカンドやタシケント、キルギス、ウズベキスタン等の現状がよく分かった。建物や生活習慣から、騎馬民族が習慣としている巨大な建造物を残さないことはイスラム教の影響との話は納得がいく。イスラム教が偶像崇拝を禁止しているが、東西文明の接点では、外壁に虎や人面の太陽、鳳凰なその偶像がタイルで表現されていた話は興味深かった。色彩の乏しい中に、サマルカンドブルーやタシケントブルーなどのタイルの話もおもしろかった。

 

 取材に当たっては地元に精通した現在の為政者との接触が重要であり、その方とのツーショットの写真が水戸黄門の印籠と同じ効果があったようである。チムールというサマルカンドを建国と父としている人物像も自分が知らない世界であった。次回が楽しみである。