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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

山本一郎氏 2/2

2020-09-08 18:01:26 | 文化

 

>  なぜ幹事長を最大派閥や多数派が仕切らないのか、と言われると、誰にも説明がつきません。  

 

江戸幕府のようにやれば、戦のない世が続くからでしょう。  

 

>せいぜい言えば、安倍さんが二階さんでどうぞと言ったから。

>何故? 

 

彼にリーズン (理性・理由・適当) は無いでしょうね。  

 

>いや、安倍さんに訊いてよ。  

 

きっとリーズナブルな答えは得られないでしょうね。   

 

>その安倍さんはなぜ菅さんで良いといったのか? 

 

それは、安倍さんと菅さんの間には恣意疎通があるからでしょう。  

 

>副総裁の麻生さんじゃないのか? >副大統領みたいなものなんだろ、しかも元大統領の。

 

それは肩書だけですね。政治家には人気と信頼が必要ですね。  

 

>いや、麻生さんは人気がないから… じゃあなぜ人気のない麻生さんを副総理にしていたの?  

 

それは多数派工作によるものでしょう。政治には安定が必要ですからね。  

 

>  いやまあ、なにひとつ合理的な説明を海外にはできないんじゃないかと思うぐらい、日本人的な組織の阿吽の呼吸みたいなものですべてが決まっています。

 

なあなあ主義ですね。‘なあなあ主義’ とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。

 

>名状しがたい何か。 

 

日本人には意思がなくて恣意があります。意思のあるところに方法 (仕方) があります。仕方が無いから日本人は無為無策でいる。 

  ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)   

 

>「岸田文雄さんだと多数派工作が可能だったんじゃないか」とか言われれば「いや、私は岸田さん本人ではありませんので…」みたいな。 

 

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり’ 上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)

 

>  日本は議会が強いのか? 

>いえ、議会は弱いです、官邸が強いです。

>なぜ官邸が強いのか、それは霞が関の人事権を握っているから。

>霞ヶ関? 行政機関のことだよね。

>そうですね。

>じゃあそれを握ることがなぜ官邸の強さに繋がるの。>法律決めてないのになぜ官邸は独自で政策を打ち出して予算をつけることができるの。  

 

 宮本政於の著書〈お役所の掟〉には、官僚絶対主義のことが出ています。以下は、著者(宮)と厚生省幹部(幹)との会話であります。わが国政治事情がうかがえます。

宮「憲法に三権分立がうたわれているのは、権力が集中すると幣害がおきるから、との認識に基づいているのでしょう。今の日本のように、官僚組織にこれだけ権力が集中すると幣害もでてきますよね」、幹「ただ、日本はこれまで現状の組織でうまく機能してきたのだ。それによく考えてみろ。いまの政治家たちに法律を作ることをまかせられると思うのか。そんなことをしたら日本がつぶれる」、「日本の立法組織にそれほど造詣(ぞうけい)が深くないのですが、私も認めざるをえません」、「そうだろう。『やくざ』とたいしてかわらないのもいるぞ」、「私もテレビ中継を見て、これが日本を代表する国会議員か、と驚いたことがなん度かあります。とくに、アメリカとか英国とは違い、知性という部分から評価しようとすると、程遠い人たちが多いですね。でも中には優秀な人がいるんですがね」、「政治は数だから。いくら優秀なのがひとりふたりいてもしようがない。ある程度の政治家たちしかいないとなれば、役人が日本をしょって立つ以外ないのだ」(引用終り)

 

>  なんかこう、説明しづらいところだらけなのが我が国の政治のむつかしさであり、よくできているところなのかなあ、と。

 

理屈のない説明は難しいですね。相手は理屈をたどって理解しようとしていますからね。  

 

>まあ、ちょっとそう思いました。 

 

わが国の政治の後進性によるものでしょうね。

  

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山本一郎氏 1/2

2020-09-08 17:01:33 | 文化

 

>記事 やまもといちろう >2020年09月07日 20:38

> アメリカンにあまり理解されない「叩き上げの政治家」の肖像 Tweet   

 

たたき上げ’ とは ‘序列奉公の成果’ という意味でしょうから、序列社会のないアメリカ人にはその理解と重要性が評価されないでしょうね。  

 

> どうも自民党総裁選は何事もなく官房長官の菅義偉さんへと移行するようで、安倍晋三さんの総理辞任会見以来すったもんだした件は収まりそうな気配であります。 

 

派閥政治が功を奏したのでしょうね。   

 

>テレビの力は偉大だぞと思うわけでありまして、それまでどの調査でも全国ヒマ人にイタ電をかけて「お前、次の自民党総裁は誰がいいと思うんだよ?」と聞き出した結果が「コミュ障の正論吐き」石破茂さんトップから「苦労人の叩き上げ」菅義偉さんへとあっさり移ってしまいました。

 

そうですね。   

 

>  また、センチメントもあるとは思いますけれども、辞任会見をした安倍晋三さんに対して国民の賭ける声は優しく、どの調査も概ね20%もの内閣支持率アップという結果となり、いままでの支持率低迷はどちらかというと懲罰的なものであって、それ以外は穏やかな景気と雇用の拡大があれば良いという「国民の生活が第一」という路線とほとんど変わりません。 

 

お変わりのないことが何よりなことですね。  

 

>たとえそれが国内の富を取り崩して国民に大盤振る舞いしているだけの政策であったとしても、当面は若い人たちが食いつなげるだけの仕事があり、就職氷河期を作らなかった、というのは実に偉大なことだったのだと思います。

>経済と景気と社会保障、この辺がまあなんとかなれば、モリカケや沖縄、北朝鮮のようなネタがあったとしても国民はまあまあ支持してくれるのだということの裏返しなのかなと思ったりも致します。 

 

そうですね。  

 

>  で、海外でも安倍ちゃんの勇退を惜しむ声が一服すると、さっそく「次の総理らしいガースーってどんな人よ?」という質問がいっぱいやって来るわけですけれども、これがまたなかなか説明しづらい。  

 

日本人は没個性ですから、政治家を政治哲学の面から説明するのは難しいですね。  

 

>38歳で地方議員をやり、遅咲きの政治産業叩き上げのおっさんです、という説明をしても、海外の人たちはあまり良く理解してくださいません。  

 

それがどうした’ ということになりますね。  

 

>秋田というカントリーサイドから出てきたおっさんですというと、なぜ彼は秋田が地盤ではないのかというところから説明しなければならない。  

 

この国の昔話の一寸法師の出世話から始める必要がありますね。   

 

>  官邸や政党の基盤は引き継ぐ前提なので、政策に継続性がありますという説明をしても「なぜ菅さんでなければならないのか」がなかなか理解してもらえないのです。  

 

日本人は、無哲学・能天気ですからね。政治哲学を抜きにして政策の継続性を説明することは難しいですね。菅さんの適任は納得されませんでしょうね。   

 

>安倍ちゃんを投手だとすれば、菅さんはキャッチャーのようなもの、官邸を二人三脚でやってきたので政策も人事も事情も良く分かっていて… と解説をすると「それなら麻生太郎さんなどほかの政治家でいいんじゃないか」と海外から言われてしまいます。

>  いや、そうじゃないんですよね。

>菅さんだから、勝負をかけてみんなすんなり乗ったのだ。

 

皆さんが菅さんを勝ち馬と睨んだのですね。  

 

>そういう説明を海外に分かりやすくするにはどうしたらいいんでしょうかねえ。

>「Somewhat suitである」、というと必ず「何で?」となるし、どうにも摩訶不思議な人事なのだと思われがちでありまして。  

 

恣意的ですね。恣意 (私意・我儘・身勝手) は文章にならないので意味がない。だから、理解を超えている。   

 

>  そのガースー新総裁を説明するためには、どうしても党のマネージャーである幹事長(この幹事長というのを説明するのもややこしい。 >事務局長のようなもの、とでも説明するほかないのですが)である二階俊博さんを解説しなければなりません。

> ところが、その二階俊博さんという人物を説明するのも困難なのです。

>なぜ彼はパワフルなのか。

>親中派とされるがそんなのがなぜ日米同盟の枢要なカウンターである自民党のマネージャーなのか。

 

日本人はできるだけ敵を作らないようにしないいけませんからね。親中派も必要と考えているのでしょう。 

   

>  で、二階派は党全体を仕切れるほどの大派閥なのか、と言われると、まったくそんなことはありません。

>ある意味で二階さん以外は党内基盤のそれほど強くない寄せ集め的な部分があり、二階さんが仮に何かの理由で引退したら、なんかこう、バラバラになっちゃうんじゃないかと思うぐらいに希薄な派閥であって、幹事長に二階さんを推し上げるような力技ができるわけでもない。 

 

力技のできない人が好まれますね。力のある者には権力を持たせず、権力のある者には力を持たせないのがわが国の平和政策の在り方ですね。 

 

 

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伊勢雅臣氏 5/5

2020-09-08 02:33:45 | 文化

 

(4/5より)

>絶体絶命の状態の下で戦っているわけでもない強大国が、既に事実上戦争に勝っているというのに、一秒で12万人の非戦闘員を殺傷できる新型兵器を行使するほうがはるかに恐ろしいことではないのか。 >山下将軍(JOG注: 残虐行為の責任者として処刑された[d])の罪は、なぜ広島・長崎に原子爆弾の投下を命じたものの罪よりも重いのか。

 

それも彼がひとえに敗軍の将軍であったからでしょう。正義は常に勝者の側にある。そのために戦争をした。 議論で決められるものは戦争にはならない。     

 

 >私たちは他国民の罪だけを告発し、自分たちが民主主義の名の下に犯した犯罪は自動的に免責されると思っているのだろうか。[2,p128]

 

歴史は常に勝者により書かれるものですからね。だから、戦争にはどうして勝たねばならないのです。  

 

> ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

> 米国が原爆投下による12万人もの非戦闘員殺傷という「罪」に頬被りしている事を見れば、ベネディクトの言う「罪の文化」という概念がいかに嘘偽りに満ちたものか、見てとれよう。

 

罪の頬被りは難しいですね。印欧語族なら罪は必ず出て来ます。日本人なら過去は幻となって疾く風化します。

太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、75000人以上の将兵の命を救った。

太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるして、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。

日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はなかったのか。

人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。

 

> 日本人が伝統的に軍国主義者であったという事実認識は誤っているとし、それは欧米列強の姿が日本という「鏡」に映っただけだ、というのが、ミアーズの主張であった。

 

日本人は真剣勝負を好みますね。日本人は、序列メンタリティ (考え方) からは逃れられませんね。  

 

> 占領軍は、ミアーズの本の日本での出版を許さなかった。>その指摘がベネディクト以下の日本「軍国主義」というプロパガンダの嘘を暴いていたからだ。

 

戦後のどさくさに紛れていたのですね。力は正義ですからね。Might is right. 冷静に考えれば、話はまた別になりますね。でも、日本人は、あくまでも力による決着を望んでいましたね。アメリカは自由の国です。日本は不自由な国です。不自由を常と思えば不足なし。     

 

>■8.70年前のプロパガンダからの脱却

> 日本「軍国主義」という、今も中国・北朝鮮・韓国が一つ覚えで使う批判は、こうして70年も前の、アメリカのプロパガンダから生じている。 

 

日本の ‘軍国主義’ は、印欧語族の世界では共感の得られやすいプロパガンダですね。ですから、中国・北朝鮮・韓国は、それを自国の為に利用しているのです。     

 

>現代の国際社会においては、戦後の70年近い日本の平和な歩みを訴えれば、この批判は説得力を持ち得ないだろう。 

 

今日も学校に行けるのはアメリカさんのお陰です。  

 

> 問題は、事ある毎に「戦中に戻すな」などと主張する国内の偏向マスコミである。 

 

付和雷同する国民は今でも信用されていませんね。  

 

>いまだに70年前の占領軍による洗脳から脱することのできない偏向マスコミに対しては、マッカーサーから再び「日本人は12歳」と言われても、反論できまい。

 

日本人は思考停止の状態にありますからね。’受け売り専門の人’ になるより他に道がないのでしょうね。   

 イザヤ・ベンダサンは、自著<ユダヤ人と日本人>の中で、我が国の評論家に関して下の段落のように述べています。

評論家といわれる人びとが、日本ほど多い国は、まずあるまい。本職評論家はもとより、大学教授から落語家まで (失礼! 落語家から大学教授までかも知れない) 、いわゆる評論的活動をしている人びとの総数を考えれば、まさに「浜の真砂」である。もちろん英米にも評論家はいる。しかし英語圏という、実に広大で多種多様の文化を包含するさまざまな読者層を対象としていることを考えるとき、日本語圏のみを対象として、これだけ多くの人が、一本のペンで二本の箸を動かすどころか、高級車まで動かしていることは、やはり非常に特異な現象であって、日本を考える場合、見逃しえない一面である。 (引用終り)   

 

> 大方の一般国民がきちんとした見識を持って、こういう偏向マスコミを相手にしない、大人の社会を作っていく必要がある。

 

そうですね。我々日本人は、永遠の子供ではいられませんね。  

我々日本人は、日本語と英語の両言語を良く学び、時制の大切さを理解し利用する必要がありますね。さすれば我々も、自分自身の世界観を持つことができるし、自己の意思を明らかにすることも可能になります。英米流の高等教育を受ける時にも成果が上がり、’考える人’ (the thinking man) の育成が可能になります。我々は思慮深い人となって、国際社会からもより深い信頼を得られるようになることでしょう。広く世界中から協力者を得て未来社会の建設に尽力することができます。かくして、人類の進歩に多大な貢献ができることでしょう。    

 

>(文責:伊勢雅臣)

 

 

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