人生の黄昏時を迎えつれづれ思うこと。
今年ご近所でお二人が永遠の眠りにつかれた。
お二人とも夫と同じくらいの年齢であった。
今の所、元気で趣味に没頭し、ボケる暇がないくらい充実した生活を送っているが、
何時か訪れる旅立ちの準備を具体的にしなければと思うこの頃である。
少し前のテレビで、「雨はすべてを洗い流す」という番組が放映され、深い感銘を受けた。訪問診療に取り組み、家庭で最期を迎える患者さんをサポートしている、旭川の林先生の献身的な様子と、患者さんと家族との関わりや、葛藤などを描いたドキュメント番組である。テレビには映っていなかったが、ドクターをサポートし、最期の看取りに関わっている素晴らしい訪問看護師さんの存在も大きい。
以前から、延命治療などはいらない、病院でなく家で自然な死を迎えたい、
と思っていたので、その思いがますます強まった。
ただし夫が先の場合で、私が先の時は無理なようだが・・・
昨夜、笑いながら語り合った。