黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

夫の同期会

2012年06月20日 | つぶやき

年に一度の同期会に 夫はいそいそと出かけて行った 

旧樺太(サハリン)豊原(ユジノサハリンスク)で少年時代を送り

一緒に学び 寄宿舎で同じ釜のメシを食べた仲間たちの集い

毎年この時期に同じ場所で開かれる

多感な時代 戦争の波に巻き込まれ 勉学半ばのまま引揚げ ある人は抑留された

学舎をしのび建てられた “教學の碑” は故郷が見える稚内公園にあり

同窓生の名が刻まれている

今夜は心行くまで尽きぬ語らいをするだろう



2010年7月撮影

今年は68年ぶりに故郷へいくつもり

コメント (2)
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