黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

敗戦記念日

2012年08月15日 | つぶやき

8月15日は終戦記念日 私は 敗戦記念日と言い続けている

 

 昭和20年(1945年)の8月15日は 豊原(ユジノサハリンスク)も暑い日だった

4月に憧れの女学校に入学したが 勉強したのはひと月だけ

雨の日以外は毎日 電信柱くらいもある白樺などが生えている荒地の開墾

空腹をかかえながら 校庭に防空壕を掘ることばかり

鍬とスコップだけでの作業は 12歳の体には無理で 楽しいことは何もなかった

 

ソ連が参戦し緊迫感が増し 婦女子の疎開が始まったが

戦争に負けたけれど終わった という 安堵感があったのを覚えている

あれから67年経ち 生かしていただいてる今も

 

 沢山の戦没者の尊い犠牲のお蔭で 今の平和な時代があることを

忘れてはいけないし 肝に銘じている





平和な今 博物館の庭に咲いていた

奉安殿 博物館の片隅にあった 戦中の教育では 天皇は現人神(あらひとがみ)と教えられ

 奉安殿には ご真影と 教育勅語が収められ 傍を通る時は最敬礼をしなければならなかった



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