8月18日豊原を出発する
3時ころの列車に乗るために駅へ行く
大勢の避難する人たちで駅はごった返し 緊張感が走る
見送りの父に 丁度停車していた貨物列車に乗るように促され
無蓋車の荷物シートの上によじ登った
シートの下は大砲らしく ごつごつ痛かった
奥地から避難してきた人たちで 貨物列車も満員の鈴なり状態
口々に ソ連軍が国境から進駐してきて 命からがら逃れてきたと話す
恐怖と不安感でいっぱいになる
「新場」の駅で停車中 おしっこをしようと草むらに降り 置いてきぼりになるところだったが
医専の学生さんに助けられ 家族と共に大泊に夜着いた
ユジノサハリンスク郊外(コルサコフへ行く途中)の大型ショッピングセンター カラフルで品物も豊富
現在のコルサコフ港 ソ連時代は軍港で立ち入り出来なかった 今は写真もOK