黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

真岡郵便局九人の乙女を偲ぶ

2012年08月21日 | つぶやき

敗戦後の昭和20年8月20日 ソ連軍の侵攻の中

真岡郵便局の電話交換手9名が青酸カリを飲み集団自決した

昨日稚内市で50回目の祈年祭が行われた

 

サハリンの旅で 今はホルムスクとなった街を訪れた

郵便局は同じ場所だというが 知らない平和なよその国の街

海を臨む小高い丘の墓地の址に建てられた鎮魂の碑は 

この地で亡くなった多くの人たちの望郷の想いがこめられていた

「戦い敗れて 残りし山川 氷雪砕けて 又来る春にも

再び帰らぬ 9人の乙女の 御霊に捧げん 北国の花」

“氷雪の門”  星野哲郎 

  詩吟を口ずさみ 九人を偲び 平和を祈る








ホルムスクの郵便局 海岸から近いが 建物で遮られて海は見えない



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする