黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

エステルハージ家とシューベルト

2015年12月14日 | 旅行

ショプロンの東27kmの町にあるエステルハージ宮殿を見学する

エステルハージ家はハンガリーの名門貴族で所領は数万ヘクタールに及び

ハンガリー最大そしてヨーロッパ有数の大土地所有者だった

 

 

シューベルトは1818年

ハンガリーのツェルスに住んでいた(現在はスロバキア領)エステルハージ伯爵から

二人の娘たちの音楽教師として雇われその館に滞在した

伯爵の娘カロリーヌとシューベルトに恋が芽生えたが

あまりにも身分違いのため悲恋に終わった

このことを題材に映画「未完成交響曲」は作られたそうである

音楽好きな一族であり

ハイドン リスト・ベートーベン・モーツアルトなどとも関わりがあった

 

宮殿は1726年に建てられ1767年には126室の大宮殿になった

裏には大庭園が広がる

第二次世界大戦後ソ連兵が家具絵画を・全て持ち去り

ストーブだけが残された

倉庫として使われ荒れ放題だったが

修復され今も続けられている

一階の宴会の間コンサートなどが行われた 壁に大きな陶器のストーブ

2階の広間

     

入り口は正門前と庭園側にあり

招待客は馬車で広い庭園を通りそのまま館に入ってきた

   

宮殿前にあった 土産物店の可愛い陶器

 

バスの移動が少し長かったので

夫は腰痛が酷くなり見学をやめバスで待機していた

 

 

 

 


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