黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

ノーベル平和賞と昭和ヒトケタの思うこと

2020年10月10日 | 戦争

2020年ノーベル平和賞に 

世界各地で食糧支援を行っている国連機関

WFP=世界食糧計画が選ばれた

2019年には88の国と地域の1億人近くに対して

緊急物資の配布や栄養状態の改善のための取り組みを行った

2020年は

イエメン・ コンゴ・ナイジェリアなどの

飢餓状態の難民への食糧援助に力を入れている

戦争・紛争による難民の飢餓

 

75年前の日本も同じように食糧難 飢餓状態の人が沢山いた

戦争に負けて外地からの引揚者などで人が増えたのに

外地(満州・台湾その他の領土)からの食料が無くなり

台風などでお米の生産が少なかった

お米が配給されることはなくお米の顔を見たことがなかった

 

私たち引揚者は

母の買い出しのジャガイモカボチャで飢えをしのいだが

まだよい方だった

東京では 沢山の戦争孤児の浮浪児が餓死している

配給だけで過ごした判事が餓死したことも覚えている

 

戦争は恐ろしい 過去を忘れてはいけない

食べ物を粗末にしてはいけないと思っている


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする