黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

一人暮らしの友 ふたり

2020年11月12日 | たより

心配な一人暮らしの友がふたりいる

三人いたが一人は亡くなりさびしい

 

寒くなりコロナも流行っているので 気になり電話する

 

 

重い病気をいくつも抱えている85歳の友

 

歩くのもやっとだが今日は受診日だったそう

病院が混んでいて長い間待たされ不安で疲れたという

 

地方にいる娘さんが時々来てくれるが

 

「お正月は仕事で東京へ行くので困った

 

でもまだ大丈夫だよ」と 

 

声に少し張りがあったので安心した

 

 

近郊の町はずれの一軒家に住む同じ年の友

彼女も色々病気があり 常時不調を訴えている

一人暮らしはもう無理と思うのだが 介護してもらいながら

 

近所にも助けられ

 

今冬も今の家で暮らすそうだ

ひどかった眩暈がすこし良くなったと

彼女も明るい声で私の身体を気にしてくれる

 

 

我家は喧嘩しながらでも恵まれていると思うことに

 

見知らぬ家の垣根に残っていた 名前知らずの赤い実

フレーム遊び

 

積もった雪も融け陽射しが温かい日


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