黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

救急車で運ばれた夜 1

2024年01月13日 | たより
昨年10月4日のことである


クラスメート3人で1年ぶりのおしゃべりランチを済ませ

2時過ぎバスで帰る


降りて50mくらい歩いたとき 心窩部あたりが痛くなってきた

いつも持ち歩いているニトロのテープを貼り

そろそろ歩いて家にたどり着いた

9月13日夜発作があったばかりなのに今回は早いなと思いながら

横になり休むと20分くらいで治まったが すっきりしないまま




夕方6時になり 簡単な夕食を食べ始めた時 又胸が痛くなりだした

胸全体が締めつけられるようで痛みが強くただごとではない




やっと ホットラインのボタンを押した


まもなく 「どうしました?」応答があったが


要請が多く郊外から行くので時間がかかるとのこと


置き忘れたAiphoneを探して 娘にも電話できた 
救急から連絡があり今向かっているとの事


ホットラインが近い 居間に寝転がって待つたが苦しかった



救急隊員と娘が同時くらいに到着


しかし インフルエンザ コロナなど患者が多く

受け入れてくれる病院が中々ないので

ここで病院に当たってみます と電話をかけ始めた


1軒目のS病院は満杯  2軒目 3軒目 4軒目 5軒目もダメ


6軒目のK病院が受け入れてくれると言うのを聞き涙が出そうになった




まだ死ねない 夫を残して死にたくない の一心だった

つづく

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