
レパートリーシアターKAZE 2014年の幕開けはカミュの『異邦人』。
一昨日、開幕しました。
この作品は、2012年に初演しましたが、今回、白石圭司が演出を担い、レパートリー作品として上演します。
演出の白石は、“現代を生きる人間の対話の場である劇場を生み出したい”と臨みました。

舞台に敷かれた白い砂、照り返す灼熱の太陽。
平凡な男ムルソーが殺人を犯し、告発され、そしてムルソーは母の埋葬の際に涙を流さなかったために処刑される。
中村滋が、孤独の淵に立ち、ひとつの真理に向かうムルソーを好演。
他の出演者は彼を支え、そして触発され、“いま、ここに”、『異邦人』の世界を描きだしていきます。
客席からは「人間の不条理と生とは何かを考えさせられました」といった感想が寄せられています。
KAZEのレパートリーとして確立すべく上演に向かっています。
ぜひ、お立ち寄りください。

お申し込みは
TEL.03-3363-3261
URL:http://www.kaze-net.org
E-mail:info@kaze-net.org へ