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2024年秋『Touch~孤独から愛へ』 東日本・西日本ツアー5週目

2024-11-26 20:34:00 | 全国巡回公演

10/21  西野田工科高校(大阪)  同校体育館

10/22  玉野光南高校(岡山)  同校体育館

10/23  高松中央高校(香川)  レクザムホール

10/24.25  関西大倉中学高校(大阪)  同校講堂

今週は大阪から始まり、中国・四国をまわり大阪に戻ってくる目白押しの一週間です。

 

西野田工科高校

西野田工科高校は廃校のため、今年が三学年そろった最後の年度だそうです。

そのため、始まる前に担当の先生から、「最後の公演を盛り上げていきましょう!」と劇団員とともに円陣を組んで気合を入れてくれました。

開演前のあいさつでも「この学校はあと三年で閉校になります。閉校ということで暗くなるのではなく、遠路はるばるきてくれた劇団風さんからこの公演を通じて元気を、勇気をつけてほしいという思いを受けとってもらえればと思います。その思いにまず、拍手をもって答えたいと思います。」と生徒さんに話しておられました。

カーテンコールでは校長先生から

「役者やスタッフの人たちから、いろんなメッセージを受け取ったと思います。一人ではいきていけないこと、成長していくこと、いろいろ感じたことをもってかえってくれればと思います。」と話していただきました。

終演後は多くの生徒さんや先生方、校長先生にも撤収作業を手伝っていただきました。

 

玉野光南高校

朝、体育館で舞台の準備をしていると何人もの生徒さんから、「楽しみにしています!」と声をかけていただきました。

放送部の生徒さんが司会を務めてくれ、劇団の紹介をしてくれました。

開演中は、一番後ろに座っていた生徒さんが少しでもよく見えるようにと、立ち膝をしながら見てくれ、食い入るように舞台に向かってくれていました。

 

カーテンコールでは、「本日は、素晴らしい演劇をありがとうございました。この舞台を通して、人のぬくもりの大切さを感じました。」と代表の生徒さんが挨拶してくれました。

 

終演後は演劇部と当日の希望者の皆さん、1~2年生の図書委員と文化委員の皆さんが舞台見学を行い、その後、撤収作業を手伝ってくれました。

作業を終え、体育館を出ようとしたときに、部活を始めていた、バレー部の皆さんが見送りに出てくれました。

 

高松中央高校

開場すると、生徒さんが少しずつ入場してきました。

「劇大好き!めっちゃ楽しみ。」と友達と話しながら入場していた生徒さんが印象的でした。

早めに到着した生徒さんや先生方が舞台見学をしてくれました。

進行は会館のマイクを使い、放送部の生徒さんが行ってくれました。

カーテンコールでは、「このような機会はあまりないので迫力のある演技に感動しました。三人がそれぞれの孤独を抱えながら、他者とかかわり、愛を見つけていく姿に心うたれました。」と代表の生徒さんが話してくれました。

終演後もまたたくさんの生徒さんが見学に来てくれました。

役者やスタッフと共に、たくさんのところに興味を持ちながら見学してくれました。

 

関西大倉中学高校

この学校では24日の午後に高校二年生が、25日の午前中に中学生が、午後に高校一年生が観劇してくれました。開演前はそれぞれの学年主任の先生が挨拶をしていただき、「本物の演劇に触れ、この場でしかみられないもの感じられないものを受け取ってほしいと思います」と話していただきました。

カーテンコールでは、代表の生徒さんたちが挨拶をしてくれ、舞台のセットや芝居の迫力に感動したこと、登場人物の心の変化に感動したことを話してくれました。

中学生の公演後には先生から「三年生の人たちは、演劇にチャレンジしたばかりなので興味のある人もいるでしょう。見学していいので、舞台にどうぞ。」と声掛けをしていただき、舞台見学が始まりました。衣装を着てポーズを取ったり、隅々まで小道具をみてくれていました。「細かいところまで作り込まれていた。演劇のクライマックスに泣きました。」とスタッフに話してくれた生徒さんもいました。

 

 

まだまだ、暑さ残るなか、みっちりと濃密な一週間を過ごさせてもらい、たくさんの出会いがありました。

 

音響スタッフ 上田舞子



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