地方紙の朝刊に犬のフィラリアのことが載っていた。何の気なしに記事を読んでいたら急に心配になってきた。喉に骨が支えたような咳をしたらフィラリアの可能性があるというような内容だった。
夕方、会社から自宅に戻るとハンナを連れて掛かり付けの動物病院に向かった。病院は犬や猫を連れた人で溢れていて、診察室に呼ばれるまで40分以上待った。先生に新聞記事と咳のことを説明すると、フィラリア予防の薬を毎年飲んでいるし、万が一、フィラリアにかかったとしても発症は数年後なので咳とは関係ないとのこと。はしゃぎすぎて出た咳でしょう、特に子犬の時は咳がよく出ます、と。念のために心臓を診てみましょうと聴診器を当て、正常ですと言われて、ホッとした。
新聞記事を読んで心配したことが嘘のように晴れ晴れとした気持ちで動物病院を後にした。先生、お騒がせしてごめんなさい。
ついでに体重を測ってもらい、3.2kgになったことを知った。昨年末、3.0kgだったので、0.2kg増えたことになる。来月末で2歳だ。これからずっと長生きしてほしいと切に願っている。