娘が友達に会いに東京に出かけたので、独りぼっちの土曜日。スポーツジムで汗を流したり、家に戻ってあれこれ片付けをしたりしていたら夕方になってしまった。
食事の後、Amazon Prime Videoで『ウルルの森の物語』というビデオを見つけたので、ハナちゃんと一緒に観た。
母親が病気になったため、北海道で獣医をしている離婚した父のもとで幼い兄妹が一緒に暮らすことになる。そこで絶滅したはずの蝦夷オオカミの血を引く子犬と遭遇し、子犬ウルルとともに育ちあう話だ。
ウルルが狼の可能性が出てきたため研究のために他の施設に送られることとなり、ウルルが移送される寸前で檻から逃して母親を探しに蝦夷の民話の絵本に出ているオオカミの棲む場所をめざして兄妹で旅に出かける。母親のもとに子犬(オオカミ)を戻すファンタジックな話のラストで、幼い兄妹がウルルを母親のもとに追いやるシーンは感動的。歳甲斐もなくウルウルしてしまった。
子犬(オオカミ)と幼い子供たちが心を通わせながら育つストーリーはよかったなあ。