夕方、スポーツジムのカウンターに年末年始のスケジュール表が置かれていた。今年もあとわずかなのだとあらためて気付かされた。
ちょうど一年前は、突然の娘の発症入院で東京の御茶ノ水にある病院を週末ごとに往復していた。幸い最悪の結果にはならなかったし、娘は実家に戻り、また一緒に暮らせるようになったので、僕としては「災い転じて福となす」となった一年だった。
娘は休職の末、退職となり、東京で得た多くの友人との別れがあり、おそらく複雑な思いもあるはず。
今置かれた場所で幸せを見つけるしかないと簡単に片付けられない心模様も今を生きる妙ということなのだろうか。