風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

本の整理、断捨離の道の険しさ

2020-05-11 | 健康

 一日中、読みかけの雑多な本を読みふけった。まとまった時間を読書に費やすことができるのは新型コロナウィルスのお陰だ。コロナ禍と悪者扱いするばかりでもない。ちっちゃな福ももたらしてくれる。

 部屋の中は本で埋め尽くされていて、その上、本は増える一方だけど、僕がこの世からいなくなったらこれらは単なるゴミの山でしかない。子供たちが大切に読み繋いでくれるといいのだけど、興味や関心が違うので多くは期待できない。子供たちにとって迷惑な置き土産になることは間違いない。

 だから僕が生きている間に断捨離によってきちんと処分して家の中を整理しておかなくてはと心の中では思っている。

 ところが思いはそうであっても、なかなか実行に移せないのが悲しい現実。断捨離は、言うは易く、行うは難しで、至難の道だ。

 本はすべてゴミだと頭の中でわかっていても、実際にいざ本を処分しようとすると愛着が滲み出てきて、この本は今捨てなくてもいいんじゃないかなあとゴミを擁護するほうに流れてしまう。時間をかけたわりには成果があがらず無駄骨に終わることが多い。

 しかし寿命だけは確実に細ってきているのだから、真剣に計画的に断捨離に取り組まなくてはいけないんだけどなあ。

 本の整理よりも読む楽しみに週末の時間を費やしたことをほんの少しだけ反省している。