新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

丹沢表尾根縦走2011.11.13.

2011-11-13 | ハイキング・登山

今日は、いつものメンバーで丹沢表尾根縦走に行ってきた。リーダーと友人は2年前にすでに行っている。残りの3人は初めてだ。

新宿6時1分発の小田急で出発。

朝秦野7時35分発のバスで、ヤビツ峠に。バスは臨時バスが7時20分くらいにも出て、次の臨時バスもあったが、一人ギリギリになる方がいらしたので、定期バスの方に並んだら、ちょうど前の方になり、座ることができた。

私は寝てしまったが、富士山が見えると言われて目を覚ましたが、すでにそのコーナーは過ぎてしまって見ることができなかった。

初めてヤビツ峠に降り立った。

                          

 ヤビツ峠は、大山に行く人の方が多かった。山荘はあったが開いていないようで自販機だけ目立った。公営のトイレがあるが、ハイカーで混みあっていた。

私たちは車道をしばらく歩くと、富士見山荘という茶店があり、おにぎりがあるというので一個購入。まだ暖かくて鮭入りのおにぎりはおいしかった。一個150円。公営のトイレもあり、休憩。さらに細い林道をあるくと間もなく登山道へ。

                   

結構きつい山道を歩くと、二の塔、時々メギの木の赤い実が目立つ。しばらく行くと小屋の後か炭焼き小屋の後か分からないが構築物の残りがあった。

   

かすかに海が見える。

           

        マユミの実    

      

                          

          

      

        

                    

しばらくきついのぼりを登ると三の塔。そこからは、はるかに烏尾山の小屋が見渡せる。

           

                

                              

  

                      

少し歩くとお地蔵様がたてられている。誰がかぶせたのだろうか?かわいい帽子と襟巻。

           

大分下の方に烏尾山の山荘が見え、その間の縦走路にハイカーが点々と見える。その右手の方には若干霧がかかり始めた塔ノ岳方面が見渡せる。

   

また切れ落ちた部分に土嚢が積まれて橋が架かっていた。そのあとは登りとなり、階段の多い道を登る。  

            

そのあたり咲き残りのアザミやリンドウなどが石の間に見られた。      

         

                  

           

 多分この辺で誰かが、「この辺は下から沢登してきた人たちがひょっこり登ってくるのよ」と話していた。

                     

           

烏尾山のところからは、やや緩い登りになり、行者ヶ岳の手前には鎖につかまらなくても大丈夫な程度の鎖があった。それからまたひと上りすると、行者ヶ岳についた。行者の碑があると観光協会のサイトには出ていたが記憶がない。そういえばビニールがかぶせられた建造物があったが、それが碑のようだった。

                        雲の下にかすかに海が見えた。黒い雲が気になる。

                       

行者ヶ岳から標識に沿って行くと、鎖場(下り)があって、登る人もいて渋滞していた。

   

私たちは写真を取ったりして、渋滞中の後続の方にはご迷惑をおかけしたみたい。すみません。まあ、皆無事に下りられた。

 鎖場の下には橋が見える。

       

                 

  

          

                                     

                   

                               

              足元にはフジアザミが、空にはパラグライダーが。

                         

  

                                    

        

                

   書策小屋?跡                                        

その後、山小屋跡があり、新大日のあたりは、ウツギとかシロヤシオがきれいらしいが、ほとんど葉は落ちてしまっていた。時たま紅葉した木が見えたが。やっとお昼にありつける。

           

食事を始めるときには霧がかかってほとんど何も見えなかったが、食べ終わる頃には一部雲が晴れてきた。

 

              

その後すぐに小屋が現れる。木ノ又小屋

それから階段の多い登山道を登り続ける。

             

やっと塔ノ岳に着いたが、そのあたりは霧が立ち込めて、展望は全くなかった。風が強く寒い。

    

尊仏山荘

尊仏山荘のあたりに鹿がいるとブログで読んだ仲間は、いないのでがっかりしていた。

もう2時になったので、トイレ休憩のみで、大倉尾根を下り始めた。

これが階段が続く、バカ尾根と言われるほとんど下り一方の道だ。今日は一昨日の雨の後で滑りやすく、緊張の連続だった。塔ノ岳山頂から7キロと出ていた。続々と下山の人たちが続く。

しばらく階段状の道をおりると誰かが鹿がいると騒いでいた。これではいなくなってしまうかなと思ったら、人の騒ぎをよそに笹をついばむ鹿が見られた。

        

                   

                               

   

             

                          

  

                                                             

       

          

         

   

      

堀山の家 

                      

うっすら見えるのは富士山? 

駒止茶屋                  

  

このあたりは楓が多いがまだ緑の物が多い。

 

樹間から夕日がきれい!と言って怒られた。日没が近いのにのんびりしたことを言うと。

湿って滑りやすい道。

   

ついに日が落ちる。

  

まだしばらくは薄暗い。見晴茶屋がある。

これは富士山にしては頂上の形が違うかな?

次の作業小屋と地図には出ていた小屋の前ではやかんが置かれていて煙っていた。おいしい水が20円というので、ペットボトルに足した。

           

 とっぷりと暮れて、ヘッドライトをつける。リーダーが段差があるとか、滑りやすいなど注意してくださる。

       

一つ明るい小屋の前を通り、車道に出た。

なんとバス停まで600メートルもある。がっくり。

途中で私はサポーターをつけたのだが、すっかり膝が痛くなり途中で湿布をしてもなお痛くて大変だった。しかし滑りやすい石の登山道には参りました。

渋沢の夜景は、もちろんぶれてしまったが、載せて置く。

  

残念ながら、星までは映せなかった。

結局写真撮影や休憩を入れて、5時半ごろにバス停に着いた。朝8時半に歩き始めてから、9時間山の中にいた訳だ。お疲れ様。6時間コースなのですが。のんびりおやつタイムも多かったし、食事もゆっくりとったし、若干数名の写真家?もいたし、足が痛くなった者も一名いたので、遅くなってしまった。

バス停では、発車間近な駐車中のバスに思わず飛び乗って、渋沢に。渋沢から東海大学前にでて、さざんかの湯に入り、疲れをいやしたが、膝は温めない方が良かったらしく、かえって痛くなってしまった。湿布を周りに張ったが、階段を下りるのが痛いこと痛いこと。

その食堂、なんでもすごくお安くて、アジフライ定食が500円。それも揚げたてでおいしかった。ごはんがちょっと柔らかめだったけど。それから痛い足を引きずって、無事帰宅した。今日は早く寝ないと。

後記:膝は、しっかり湿布を一周させてサポーターをつけ、栄養ドリンクと痛み止めを飲んで寝たら、朝は歩けた。地元の駅では夜10時ごろだったが、まだ薬屋が開いていて、湿布薬を買うことができたので助かった。今日は夕方から、筋肉痛がひどくなってきた。 

 

 

 

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