今日の東京の新型コロナ陽性判明者数は1675人とか。検査数の昨日付3日移動平均は12653件だそうだ。7日移動平均の陽性率は、11.5%になっていた。
入院は3909人、宿泊療養は1697人、自宅療養は12287人、調整中は3174人とのこと。
重症者は昨日より一人減って251人だった。40代は3人減って35人、70代は3人増加して37人、30代が一人減って14人で、他は同じだった。
発表された死亡者は19人で多いですね。8月から9月に亡くなられた方々だった。40代1人、50代6人、60代4人(うち一人は亡くなられた日に陽性が判明したらしい)、70代5人、80代3人だった。
新たに作られた酸素ステーションの利用率はせいぜい30%前後らしい。結局酸素吸入が必要な方は、もう重症化していてすぐに入院が必要になるケースが多いらしい。
今日の東京都の発表では、機能強化型の宿泊療養施設を新たに37床作るという報告が出ていた。今ペット同伴型宿泊療養施設があるところの一部に今日から設置するらしい。入院していた人で軽快したひとや、普通の軽症の宿泊療養で往診が必要になった人などを対象にするらしい。せっかく作っても十分活用されないとね。。。
昨日のネット記事に墨田区の新型コロナ対応のやり方が出ていた。一部有料記事だったので、他の記事を探してみた。墨田区では保健所長の方が、第3波に入る去年の始めごろに、既にこれは災害だと判断して、保健所と病院や医師会などと協議して、コロナで重症化して、回復期に入った患者の方を、地域の病院で受け入れる態勢を作ったのだとか。
墨田区って、最初のころ都立墨東病院でクラスターが発生した気がする。そのころから徹底的に検査体制を構築したのだとか。国や都が検査数を絞っている時に、保健所にPCR検査をできる検査技師がいらしたそうで、区として検査機器を導入して、患者が出たら濃厚接触者全員に検査をしてきたとか。
そうそう、保健所の人員も10人位だったのかな?それを派遣会社か何かから100人態勢に拡充したとか。私も保健所の人員をもっと応援体制を取るべきだと思っていたが、早期からそういう準備をしてきた自治体があることにびっくりした。
またワクチン接種も早くから、対象を高齢者から中高年や若者にも接種券を送ったのだそうだ。それに高齢者と並行して医療従事者に積極的にワクチン接種を行ったとか。ほとんどの区は、高齢者優先で、中高年に接種券を発送したのは高齢者の接種のめどがついてからで、結局ワクチンが足りなくなって中高年の接種が遅れ、若者の接種も遅れたのだが、墨田区では既に50代などのワクチン接種率が高いのだそうだ。
ワクチンも3社のワクチンを早くから調達したおかげで、あまりワクチン不足にも陥らなかったそうだ。
東京都のやり方に忠実過ぎたら、実現しなかったことが多いみたいだった。
墨田区は洪水の危険が高くて、危機意識が高く、そのためのチームワークも取りやすいということも独自のやり方を可能にしたとのこと。
もうすっかり今年の8月ごろ蔓延してから、災害級と言って、慌てて色々やりだしているが、やることなすこと後手後手になっている国や都の対策とは大分違ったようだ。
今日は東京都の高校生にパソコンを買ってもらって、ネット環境を整えるのに、一人8万円の負担になるという報道があった。コロナで財政がひっ迫しているからとあったが、実際はオリンピックで財政がひっ迫しているのではないのかなと、思ってしまった。コロナ対策が後手後手になったのも、やっぱりオリンピックの影響は否めませんね。でもパソコンは大量に一括で購入したら、結構安くなりそうなものですがね。どうなっているのでしょうね?