新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

金沢城と兼六園、東茶屋街2022.7.24

2022-07-27 | 公園・庭園

白山下山後、金沢まで送っていただき、比較的新しいス〇イルホテル金沢西口駅前に宿泊。汗を流し、荷物を整理してから、電車で出ていらっしゃったN氏と合流して、食事に出た。ごちそうして下さるとおっしゃる。最初、加賀屋が経営しているという料理屋を訪ねたが、予約客のみとのことで入れず、近江町まで足を延ばした。あんなに足が痛かったのに、何とか歩けて良かった。帰りに気づいたが緩やかな登り坂だったのだ。

近江町市場の上の料理屋で、利家御膳という料理を注文していただき、男性軍はお酒、私はカシスソーダを頂いた。料理が出てくるのに時間がかかり、お通し一つの空腹で飲んだせいか、酔いが相当に回ってしまった。お膳には、治部煮と天ぷら、煮物、その他焼き物に茶碗蒸しがついて、お椀も出てきた。初めて食べる治部煮は美味しかった。昔親から治部煮のことを聞いたことがあったが、食べたことはなかった。薄味で美味しかった。治部煮にも里芋やレンコンが入っていて、煮物にも里芋とかついていて、結構お腹いっぱいになったところに、鮨まで出てきて、酔った私は、気持ち悪くなると困るなと、少しご飯を外したりして、セーブした。でもエビとか蟹の鮨も付いていたので、それらは平らげた。デザートのフルーツも出てきて、満腹。アルコールも効いて、私は少し眠ってしまった。男性軍は昔話に花を咲かせていたけど。リーダーも金沢近郊の出身で、昔会社が一緒だったそうだ。

気づいたら起こされて、帰るところだった。歩き出して吐きそうになったらどうしようと思ったが、幸い大丈夫だった。

皆酔っていて、道を間違えて15分ほどロス。人に道を聞いたら、元に戻って右に曲がると駅だと教えて頂いて、仕方なく元に戻った。斜めに行ける道はないかと思ったが暗いし、間違えたらもっと大回りになるので、元に戻ったのだった。まあ、山と同じですね。

やっと金沢駅について、電車で自宅にお帰りになるN氏を見送って、宿に戻り、速攻休んだ。

金沢駅前の大鼓とガラスのドーム

翌朝は、ゆっくり目に無料朝食を頂いた。こちらは、食事スペースもゆったりしていて、品数も豊富。最初和食のおかずを取ってパンを焼いて取ったのだが、若い人がから揚げなど取り分けていたので、後から洋食用のおかずもお皿に載せた。中高年の方が欲張りですね。野菜もしっかり頂いた。オレンジとミニケーキまでついていた。私はわかめとおふの味噌汁まで飲んだ上に、牛乳もヨーグルトも頂いた。なかなか充実していた。昨日あんなに沢山食べたというのに、すごい食欲です。私は少し筋肉痛が始まっていた。湿布して寝たらよかったのにね。

荷物の整理をして、リーダーに案内していただいて金沢見物に出かける。ザックは駅のコインロッカーに預けたが、大きいロッカーは2人分の荷物がしっかり入れられて500円。東京よりも安いですね。

バスも金沢城兼六園前まで300円で、往復代で周遊パスが買えたので、それを購入。地図もついていて、金沢城の手前のバス停から東茶屋街に出られるとあった。一駅だから歩けるとおもったら、意外にバス停の間隔が長くて、カンカン照りで暑いので、後でバスで移動することにした。

金沢城にまず向かった。本丸は大昔の大火で焼けたそうで、復元もしておらず、二の丸御殿を使っていたとかで、それが再興されていて、なかなか立派だった。テレビの歴史探訪とかで石垣の解説を見ていたので、2種類の石組みの石垣をよく見た。このあたりは復元されたところだが。

遠くのお堀の方の石垣は昔のままなのだろう。

内堀があった。

床にひし形に石を敷いていたとか。

金沢城公園を見下ろす。手前に水生花園があるらしい。

庭の一角ににナデシコが咲いていた。

広大な芝生の手入れも大変だろう。あまり樹木はないので、何しろ暑いから、それ以上回るのはやめて、兼六園に向かった。

すぐ反対側が兼六園だった。入場料がいると思ったが、65歳以上を証明するものがあれば、無料とのこと。保険証は持っていないし(実は切り替えの方の分を持っていたが忘れていた)...と思って財布を見たら、東京都のバスの無料パスポートがあって、生年月日が書かれていた。リーダーもスイカの定期券に年齢が書かれていて、OK。二人とも無料で入れた。

金沢城で暑かったので、入口近くのお茶屋さんのかき氷とソフトクリームに目が留まって、リーダーはかき氷を、私はソフトクリームを頂いた。

それから枝ぶりが見事な古木の松を見た。

有名な微軫(こと寺)灯篭

旭桜

雪つりの松と一緒に写る灯篭を見てから、奥の方に移動。曲水の一部に七福神になぞらえた石組みがあったが、その近くに公園の手入れをしている人がいらしたのに、狭い水路にアオサギかな?悠然と佇んでいて驚いた。全然人間が気にならないみたい。

その近くの展望台からの景色 市内が見渡せる。

次に根上の松という立派な松を見て、霞池の反対側にでた。

松の根元の苔がきれい。

霞池の内橋亭を望む。

サルスベリが彩を添えていた。

栄螺山の裏を通ってもとに戻ったが、苔がきれいだった。

観光会館で土産物を見ながら涼んでバスを待ち、東茶屋街にでた。バス停の横の橋が明治に設置された立派な橋で、その横の風情のある建物は、金沢文学館らしかったが、五木寛之文庫と書かれていた。金沢とのつながりは調べていない。

カンカン照りの中、浅野川大橋を渡る。

海側。川床料理店らしい所も数軒見られた。京都のマネかしらね。それとも昔からあったのかな?

茶屋街に入った。多くが今はカフェとかかき氷屋さん、和菓子屋さん、金箔やさんなどになっていて、さっきかき氷は食べてしまったので、ぐるっと一周した。若い観光客が、たまに浴衣の女性たちもいて、人気があるのだなと思った。金箔の化粧液には少し興味があったが、お高いので買わなかった。若返りできるかもしれなかったが。

歩き始めの時に、道路の真ん中の丸いものに足を取られて転びそうになったのだが、それが冬の融雪装置なのだそうだ。

それからバスで金沢駅に戻った。

お昼時だったので、構内奥の金沢おでんの店に入って、ランチ定食を頂いたが、大きな焼豆腐が入っていて、珍しかった。かなり塩味の薄味で、七味などの薬味で頂いた。あっさりしていて、これが金沢の味なのかな?と思った。金沢おでんにも2種類あるのかもしれない。

ロッカーから荷物を引き出して、1か月と7日前に発売の3割引きの新幹線切符は外れて買えなかったので、やむなくネット割だけの切符で帰宅した。私に翌日早朝の仕事が入っていたので。最初は空いていたが、途中からはほぼ満席だった。赤ちゃんが良く泣いていたが、どうもパパ1人で、ママが一緒でなかったので泣いていたらしい。赤ちゃん連れは大変ですね。

ともあれ晴れて、鉄道事故もなく、無事に東京に帰り着けました。駅の階段の昇り降りがきつかったです。丸2日筋肉痛が続きましたが、何とか仕事をこなせてほっとしています。

 

 

 

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白山登山ーエコーラインから砂防新道下山ルートで下山2022.7.23

2022-07-27 | ハイキング・登山

御前峰から室堂のビジターセンターに到着。各自レインウェアの中着を一枚脱いで出発。ビジターセンターのそばのトイレは水洗式できれいだった。

晴れるかと思ったらまた霧雨が降り出した。登ってきた道を降りる。御前峰で見つかったのでゴゼンタチバナという名前になったというゴゼンタチバナの写真を撮っていなかったので写真を撮る。

ふと見たら白山シャクナゲが咲き残っていたが、レンズが曇ってぼけてしまった。

エコーラインは木道から始まったが写真撮らなかった。木道の脇にハクサンコザクラがちらほら咲いていた。中には水に浸かってしまっているものもあった。

木道が終わり、所々丸太が渡してある土と石の道を緩やかに下ってい黒、ぼんやりと雪渓が見えた。

さらに下ると、登山道の近くにも雪渓が見られた。

そのあたりには、まだチングルマが咲いていた。ウメバチソウかなと思う白い花も咲いていた。

ハクサンコザクラの花びらが良く見える場所があった。まだ開いていないが。

イワカガミも近くに咲いていた。

けばけばの枝に黄色の花が咲いていた。ミヤマコウゾリナかしら?さらに下山して行ったところには背が高くなって、黄色のタンポポ状の花が咲いていたが同じ花かも。

斜面にはニッコウキスゲが結構沢山咲いていたが、写真撮らなかった。

こちらにはミヤマヨモギも多かった。

こちらは何イチゴだったかな?蝶が岳の方で見かけたような気がする。(レンズの曇り)

そのすぐ先が南竜が馬場への分岐だった。私たちは甚之助避難小屋に向かう。整備された、比較的緩やかな道が続く。

このあたりの草原の中にイワイチョウの白い花が沢山立ち上がっていた。ずいぶん背が高くなるのに驚いた。横の黒い花はクロユリのようだ。このコースでは少なかった。

上部にも咲いていたが写真撮らなかったヤマハハコの写真を撮った。

N氏がなんとか岩と教えてくださったが、名前を思い出さない。

まもなく砂防新道との合流点に出た。そこはちょっとした休憩スペースになっていて、下山するグループと、登山のグループが思い思い休憩していた。

こちらにもシモツケソウがヤマブキショウマの間に見られた。

ミヤマヤクシソウもあちこちに見られた。

ミヤマヒヨドリ

まもなく甚之助避難小屋にでた。昼食休憩。私はお弁当の寿司の残りを頂き、仲間はインスタントチキンライスにお湯を注いて召し上がっていた。

登ってくる人たちもレインウェアを着ていて、少し濡れていたので、まだレインウェアを脱ぐのはやめておいた。まだ所々雲が出ていたので。

地図には中飯場まで50分と出ていたのだが、来た道を戻るとは言え、こんなに大変だったかしら?登ってくる人もまだまだ多くて、交代で登るので、少し時間がかかる。道も濡れていて、滑らないように気を遣う。もう足が上がらなくなってきていた。

途中登ってきた方に、中飯場はもう少しですか?と聞いたら、まだまだ下の方ですよ、道路に出た下と言われた。とても50分ではつかなくて1時間半くらいかかったような気がする。やっと道路に出て、少しトンネルのところで休憩してから、少し降りたところが中飯場だった。

またも軒下で休憩。行動食を頂き、足がつりそうな気がして、私は当帰芍薬湯を飲んだ。

下山するほどに晴れ間も見え、暑くなってきて中着を脱ぎ、最後はレインウェアも外した。

行きがけに気が付いたミズホウズキの写真を撮った。

それから登山時にサンカヨウの紫の実も写真撮らなかったので、写真を撮る。これって食べられないのかしらね?

見事なシシウドも沢山見られた。

迂回ルートの下山ルートは大回りで、遠くに吊り橋が見えて、あそこまで行かないとならないのね!と思ったものだが、意外に近かった。

帰りに移した吊り橋。本当は途中で川の様子を映したかったが、止まるのも躊躇われて撮らなかった。登り初めよりもはっきりしています。

横に観光新道の入り口があった。

シャトルバスの出発まで10分あったので、レインウェアのスボンとスパッツを外したりしていたら、バスはほぼ満席になってしまった。なんとか皆座れましたが。私は隣の若い男性の荷物をどけて頂いて、座ることができて、自分は荷物を座席に置かせていただいた。ありがとうございました。若い男性も疲れたー!とおっしゃっていた。

今日から登る人は良いですね。あまり雨の心配はないし、明日は晴れそう。本当のご来光も見られるかもしれません。360度の展望も。日本海も見渡せそうですね。その代わり暑そうです。

私達は涼しかったから、この行程を辿ることができたのかもしれません。運転していただき、砂防新道、エコーラインを案内して下さったN氏に感謝します。

コンパスの登山届よりも2時間遅れで下山できました。無事で良かったです。

 

 

 

 

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