新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

苗場山(秡川コースピストン)2019.6.23

2019-06-24 | ハイキング・登山

昨日の6月23日、私は早朝自宅を出て、リーダーと合流し、大宮から新幹線のときで越後湯沢に向かった。

土日曇り雨の天気予報が好転することを祈りつつ、前日まで様子見だったが、何とか登山指数もBで雨は午後遅くからとなり、決行することにした。それで天気予報とにらめっこしたり、疲れ切ったら安宿に素泊まりするために宿を研究したりで、またもや寝不足が続いた。午後土砂降りになったら、山頂ヒュッテに泊まらざるを得ないかもしれないし。

7:24越後湯沢に着いたら、あたりは霧が垂れこめていて、山の上は雨かな?登れるかしら?

とりあえずロッカーにお風呂セットなどを入れたが、今はスイカとかパスモがあると簡単なんですね。

登山口までや和田小屋までのバスはないので、西口からタクシーに乗り込む。登山姿の人でもいたら、タクシーの相乗りも考えたがこの天気ではね。誰一人降りてこなかった。

駅前に待機していたのは中型タクシー。人数が少ないから、小型の方が良いな?中型だとタクシー代高そう。それで申し訳ないけれど、後ろの方に停まっていた小型車に乗せて頂いた。タクシーを使えば日帰りできそうということで最初計画したのだった。

タクシーは最初は国道―三国街道かな、八木沢のあたりで、苗場山林道に入る。仙の倉山の時はさらに直進したのでしたね。

苗場山林道に入るとしばらくして工事現場に出る。がけ崩れの修復中で土日以外は7月の何日までだったか、車は入れないそうだ。

くねくねした道は途中未舗装になり、振動が激しい。しばらくしてスキー場が近づくとまた舗装道路に変わった。道々ピンクのウツギの花が続く。

秡川登山口の駐車場にはそれでも車が10台以上は止まっていた。タクシーの前を先行していた小型バスはそこで止まったようだ。それで追い抜いて私たちは和田小屋へ。

スキーハウス 和田小屋は霧の中(8時20分ごろ)

和田小屋でお手洗い(有料)を借りたが、靴を脱がなくてはならず、少し時間がかかったら、そのバスが小屋の前まで登って来て、8~9人くらいのハイカーが降りていた。それで私たちも登山届のメモを書いてポストに入れて出発。ごく軽い準備体操はしたけれど。。。

その方たちに先に行っていただき私たちが追いかける形になった。

スキー場脇を少し行くと、もう小さいが雪渓が見えて脇にはチングルマが咲いていた。

少し歩くと、樹林帯に入るがぬかるんでいる。木道もあるが滑りやすい。

ブログに突端から大岩が転がる急登が始まるとは書かれていたが、これほどとはね。サンカヨウが咲いていた。

おおかめのきの案内板もあった。

トウゴクミツバツツジかな、咲き終わりだけれど、時たま彩を添える。

エンレイソウも咲いていた。

巨木もあった。

竹の子とりの女性がいらした。クマ鈴もお持ちだとか。 木道とぬかるみと岩とで大変。だんだん岩も大きくなる。写真を撮る余裕もなくなる。

少し休んだ先が下の芝だった。ベンチがあり、先行の団体が休憩後、出発されるところだった。(9時30分ごろ)

中の芝まで40分とあるが、雪渓も出てきて、慎重に歩くせいか、とても40分では行かれなかった。途中イワカガミが咲いていた。

 

雪渓を渡る。

イワナシが咲いていた。

シャクナゲが咲いていた。

雪渓を渡ったところに中の芝の標識があった。団体さんが降りてきて、こちらが登山道だと教えてくださった。誰も居なかったら迷ったかも。

中の芝(10:27) 20分ではつかなかった。斜度は多少緩くなっても岩ゴロゴロの道が続くのだ。 

岩が続く。

上の芝(10時45分ごろ)

顕彰碑(11時00ごろ)

股摺り岩

すぐ先には小松原湿原の分岐があった。その後雪渓を渡る。

その後神楽の峰についた。(11時20分ごろ)

このあたり、シラネアオイが見られ始めた。

反対方向のハイカーがこの後急な下りで、1時間くらいは下降すると教えてくださった。

ミネザクラが見られた。

雷清水(11時35分ごろ)この辺りはトラバース気味の平行移動でお花も多く楽しい。

お花畑(11時40分ごろ)

小ぶりのイワカガミの群落

この辺りは風が強く寒い位。12時頃

この辺りはミヤマスミレかしら、黄色のスミレが目立つ。

9合目を経て頂上へ。最後の登りはつらいよと言われた通り、岩の急登が多く、大変だった。

途中の花々には癒された。お花畑はこれからミヤマカラマツとかミヤマゼンコ?などが咲きそうだった。

コバイケイソウ

マイヅルソウ

スダヤクシュ

 ミヤマカタバミ

シロバナのイワカガミがありました!

ツガザクラ

ハクサンチドリ(ピンボケ 未回転)

終わりかけのショウジョウバカマ

雪渓の道

木道と岩の道

山頂部の池塘

頂上の標識は小さい。その先に大きな標識があったが、記念写真を撮って、標識だけを取りそこなった。

 

 

 1時半ごろやっとヒュッテに着いた。表のベンチとテーブルはあまりに寒いので、無料休憩所があるというのでそこで簡単に昼食をとる。山バッジを購入。飲食はコーヒー以外ないみたいだった。山頂付近はショウジョウバカマしか見られなかった。

 30分ほどで撤収。下山途中で歩けなくなるかもしれないと、ヒュッテの人には話したが、ともかくも下山することにした。一瞬ベンチで横になったので、大分楽になった。

途中少し霧が薄くなった。

登りではよく気づかなかったが紅サラサドウダンがきれい。

振り返ったら薄っすら苗場山が見えた。

その後しばらく雨が続く。30分位かしら。登りもさほど苦にはならなかった。

シラネアオイはやっぱりきれいですね。

行きには気が付かなかった碑とか、見ながら下山を続けるが、雨に濡れた登山道は沢下りのよう。すごく気を使った。

上の芝で小休止。レインウェアを脱いだりした。少しありあわせのお菓子を頂き、また降りる。雪渓を何回か渡る。滑らないように気をつける。まあ、ひどく滑落するような斜面はないのだけれど、一カ所私は雪渓の端を踏み抜き、転倒。幸い雪の上に転んだので、右手の親指の付け根を軽く痛めただけだったが、ストックを使ったりするのには支障がなくて助かった。

標識に書かれた時間よりはいつも時間が多くかかったが、岩と石の登山道にうんざりしながら、中の芝を経て、下の芝に着いたのは5時10分前になっていた。今は日照時間が一番長いので、4時半ごろにはヘッドライトをつけないとならないかしらと思っていたが、最後まで不要だった。中の芝から下の芝までの間できれいな水たまりで靴を洗いながら歩いた。

下の芝で、携帯が繋がりそうだったので、往き掛けに乗ったタクシーの会社に電話をかけて、迎えの車をお願いした。送迎料金は100円と聞いていたが、実際には取らなかったのかもしれない。地図であと1時間とあったので、1時間後にお願いしたが、1時間ではつかず、疲れた足で、急いだけれど、6時過ぎになってしまった。間に合いそうにないので途中で電話をまた入れた。

下の芝から和田小屋への道はぬかるみがひどく、せっかくきれいになっていた靴はまたドロドロになってしまった。

霧雨のなか、やっとスキー場の草原が見えてきてガスの中、白いタクシーが妙に大きく見えた。往き掛けにも先を行くリーダーの後ろ姿が霧の中で、すごく大きく浮かび上がったことを思い出した。何かレンズ効果でもあるのかしらね。

運転手さんに言われて、小屋の前の洗い場で泥だらけの靴とレインウェアのズボンの泥を落とした。車には新聞紙が敷かれていて、気兼ねせずに乗ることができた。

タクシーの運転手さんに安宿のことを伺ったが、あまりに安い希望の値段にびっくりしていらした。素泊まりですよ、と伝えたら、会社に電話して聞いてくれた。健康ランドはどうかと言われたが、私が調べた宿の中には健康ランドはなかったので、他の所を聞いたら、駅そばのゲストハウスを教えてくださった。私が調べた宿の中の一軒だったので、そこに連れて行って頂いたが先にロッカーの荷物を出しに寄っていただいた。ロッカーは西口側に入れたのだが、宿は東口だったので、ぐるっと駅の周りを回っていただいた。西側の繁華街の様子を少し見させていただけた。健康ランドの方がさらに安かったみたいだが、駅からは距離がありそう。

ゲストハウスは、思ったよりも新しく、バストイレ別だが温泉付き(残念ながら夜だけしか利用できなかったが)で、冷蔵庫や電子レンジもついていた。すぐ近くの居酒屋で軽食を取り、温泉で足の疲れを取ったが、何しろ熱くて、水で薄めたが、あまり長湯はできなかった。

10時頃、テレビは自動的に切れて、就寝タイム。疲れ果てて、ぐっすり眠れた。静かな場所で良かった。朝窓を開けてみたら、目の前には建物があったけれどね。

朝はゆっくり自炊。山頂でも頂いた非常用のお湯を入れたらご飯になるアルファ米をわきたてのお湯で戻したら、美味しくできた。フリーズドライのみそ汁や持参したおかず、山頂でどこに入れたか見つからなかったゆで卵などを頂いた。

のんびり準備して、鈍行で帰るつもりだったが、結局新幹線で帰宅。夕方には筋肉痛が出てきて、夜には湿布して休んだが、火曜日にはすごい痛みとなった。

土産物屋がまだ空いていなくて、一軒だけ空いていたところで私は笹団子を買い求めて、帰りの車内で頂いた。会社にも持参したが、予想外に喜んでいただけたみたいで良かった。個別舗装の物があって、重宝だった。プラスティックごみは増えますね。

まあ、思ったよりはハードで、行程表では午後4時半には下山の予定が6時になってしまったが、悪天候と残雪の中で、暗くなる前におりられたのだから良かったのだろう。お付き合い頂いたリーダーに感謝です。また親の面倒を見てくれた家族にも感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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