忘年登山に筑波山に登ろうということになった。この間腓骨神経麻痺で、左足のつま先がよく上げられなくなって間もないので大丈夫かなと思ったが、塗り薬のおかげで、少し上がるようになってきたし、大体平らなところの歩行に影響があったが、階段の上り下りは大丈夫だったので、前泊の宿のキャンセル料もかかるので、13日午後に出かけた。宿は旅行会社の割引と早割及びポイント使用で、私達でも何とか泊まれる2食ともバイキング付きの宿に決めた。忘年会替わりですものね。昔山口に行った時に利用したことがあったホテルが買収してリニューアル記念とか。
てっぱんの晴れ予報だったので、雨具は持たなかった。
秋葉原駅でリーダーと待ち合わせ。秋葉原なんていったことが無いので、つくばエクスプレスの乗り換え改札の中央口の駅前のけばけばしい巨大スクリーンにびっくり。時代が違いますね。
つくばエキスプレスは第三セクターの運営で、株式発行していないそうで、株主優待券の乗車券はないとのネット情報。バスとのセット往復割引券があるというので、購入。無くさないようにしないとね。
約40分でつくば駅に到着。地下深くから出発して、途中は地上に出るものの、つくば駅では又地下深くに到着。なんでつくば駅があんなに地下深くしないとならなかったのかは不思議だった。通勤に利用する人はエスカレーター何回も乗り換えなくてはならなくて大変だなと思った。大江戸線などもそうですが。
つくば駅前のバスロータリーのあたりの郵便ポストはクリスマスバージョン。
向こう側に見えている公園では夕方14.15日とランタン祭りがおこなわれるそう。帰りが16:30過ぎたら見られるのだが、リーダーは早めに帰りたいご様子だった。
シャトルバスは金曜日は15時が最終だった。次の電車でも間に合ったが、少し早い電車で早めに着いた。土日は15:30最終。
宿はバス停からすぐだった。つくば神社前のバス停の山側にきれいな案内所ができていた。お聞きしたら、鳥居をくぐって右側、と言われて、右に入るところはないし。。。と思ったら、直進したところの右側にあった。
入り口の飾り(何かいわれがあるのかな?)
クリスマスの飾りつけは昼間に撮った。
梅園でも散策してから入った方が良いかなと思ったが、もうチェックインできたので、チェックイン。お風呂がややこしくて、3か所の浴場を男性と女性が入れ替わって利用するらしく、今日は7階の展望風呂は男性用だった。シャワーの出も良くないと言われて、下の浴場を利用させていただいた。貴重品は金庫に入れるように案内されていたので入れたが、パスワード式で、忘れたら開けなくなるから、緊張。まあ覚えていられましたが。
格安プランだから、和室。寝具はセルフサービス。広い和室に小さな椅子が窓際についていた。食事は早い時間にお願いして、温泉に入った後すぐに移動。何十種類もあるお料理が並んでいて、目移りしてしまう。茨城フェアの特産のものを利用した料理コーナーに直行して、次々取り分けたら、結構な量になってしまった。いつもは野菜を先に取り分けるのに、野菜は後回しになった。糖尿病には良くない揚げ物が多くなった。
リーダーは1人だけでも飲み放題できるとお聞きして飲み放題にしたが、若干元が取れる4杯は飲めたが、5杯目は無理だった。ピッチ早すぎました。90分あるのです...
結局60分位で退散。飲みすぎで、速攻休まれて、ほとんど朝まで起きなかったので、相当寝不足が続き、お疲れのようでした。登山に響かないと良いのですが。
私の方は暖房の音が大きくて、途中で止めるまであまり寝られなかった。でも朝5時45分まで寝ていられたので驚きだった。窓を開けたら、夜景がきれい。そういえば今日は展望風呂6時から女性が利用できるので、行ってみた。行ってみたら、通路は寒風吹き曝し、着替えの場所も寒く、外に出たら、はるか遠方まで見晴らせるけれど、衝立も何もなく、洗い場は二人分のみで、しかもシャワーの出が悪かった。先に入られていた若い女性が使い方を教えて下さったが、うまく行かず、温泉をかけて入浴。入浴中に突然シャワーが噴き出していた。それも若い女性が止めて下さった。ありがとうございました。
それから日の出までいたらのぼせてしまうし、朝食に間に合わないので、寒いけれど出て、部屋に戻った。窓を開けたら、ちょうど山の上から日が差し始める所だった。
食堂からも富士山が見えたが、窓際の席はもう埋まっていた。富士山が見えるように少し暗くしています。雲が少しかかっています。放送等が邪魔ですね。夜8時ごろ、何回も火の用心の放送が流れていた。
帰りの通路からはすっかり明けた空に筑波山の女体山と男体山がくっきりと見えた。
朝食もバイキングで、少しずつ色々取り分けて頂いたが、やはり食べ過ぎになってしまった。子供も楽しめるようにコロッケとかお菓子や果物も用意されていた。
部屋でお湯を沸かしてポットに入れて、身支度を整えて、余分な荷物を預かって頂いて、バス停に。鳥居を通る時に、鳥居の中から富士山が見渡せることを発見した。
8時36分発だったが若干遅れた。満員だったらどうしようと思っていたら、ほぼ満員の立ち席の人もいらしたが、ほとんどの人がこの神社前で降りられて、つつじが丘に行く人は少なく、座ることができた。
以前日帰り温泉に立ち寄った時に途中までは行ったことがあったが、つつじが丘は初めてだった。山道をくねくね曲がって、10分ほどでつつじが丘についた。車は結構停まっていた。
北側の丘の方に階段状の登山道が見え、ハイカーが何人か登っているのが見えた。その横には巨大なガマの像が。。。ガマ神社として祀られているようだった。手前には遊園地があるみたいだった。
階段状の登山道が続き、ゆっくり登って行った。風が吹き曝しだったら、と厚着して行ったので、それほどでもなく、日差しも暖かくて汗びっしょり。
登につれ、霞ケ浦の湖面が黄金に光って見えた。写真ではそれほど光っていませんが。
写真のやや左手に、雲がかかった富士山が見えているのだが、分かりにくい。
少し森の木漏れ日の中を歩き、下っていくと、弁慶茶屋跡にでた。以前通った白雲橋コースとの合流点だった。
小休憩して出発。岩が多くなる。すぐに弁慶七戻の岩のところに出た。弁慶でさえ、ここを通るのを逡巡したとか。私たちは前に通っていたから素通り。写真は撮った。
岩場をよじ登るように登っていく。からからに乾いているので、それほど滑ることはなかった。胎内巡りの岩の横に隙間のある岩があった。
ついで出船入船の巨岩のところに出た。こちらは離れてみるだけ。
岩を出船と入船にたとえて、航行の安全を祈願したらしい。筑波山は海の航路からは大切な目印だったとか。それで祀られているのですね。
鎖場も設置されていて、その上に出るとややなだらかになり、女体山に出た。こちらはロープウェイで登って降りる人も多いからか、筑波山の標識が立っていた。
神社の建物脇の小さな太鼓橋を通ると頂上の岩場に出た。リーダーは岩場の上に行って、写真を撮ったのだが、携帯のカメラ、動画になっていたらしい。慌てて切り替えようとして何かトラブルになったようで、動画の再生ができなくなり、写真として切り取ることもできなくなった。残念。どうしたら写真や動画として保存できるのか?調べてみたが今の所どうにもできないでいます。
ということで岩場の山頂の写真はなく、お守りを神社の受付で求めてから、御幸ヶ原方面に足を延ばした。神社の岩に溜まった水が凍り付いていた。
しばらくは稜線に木漏れ日の当たる気持のよい道を辿る。ガマ石のところで若い人たちが口に石が投げ込めないかどうかやってみていた。むかし、私達もやってみたような気がする。
セキレイ石の手前の茶屋で、リーダーがバッジを買い求めていた。その横に設置された大きな錨(いかり)は、大正時代に船乗りが奉納のために担ぎ上げたとか。相当に錆びていたけれど。通りがかりの学校の先生らしい方が子供たちに話しているのをお聞きした。
そのすぐ先はカタクリの里と書かれていた。3月下旬から4月中旬くらいまでカタクリの遊歩道が公開されるようだ。今は閉鎖されていた。
御幸ヶ原に出て、北側の展望。栃木の山並み。
霞ヶ浦方面。
ちょっと急な岩場もある男体山に登る。ハイカーが増えている。
頂上の神社脇に出た。神社の受付などはない。神社の建物の南側が展望台になっていた。
霞ヶ浦が見える。
東京方面の海がかすかに
光っていた。
丹沢の方だが富士山は見えない。
回りの方の話では、妙義山が見えているとのこと。右端は浅間山かしら。
神社は開いていないので、お参りだけして、木々におみくじが結ばれているのを横目に降りる。
そのわきに男体山の標識があった。
すぐ下に風が当たらないベンチが空いていたので、カップ麺にお湯を注ぎ、5分待って頂いた。
ちょうど12時半ごろだった。あまりお腹空いていなかったので、麺とミカンだけ食べて降りた。慣れないグループは登り初めの岩場に戸惑っていた。中には赤ちゃんを抱いた父親もいて、ちょっと心配。子供連れの家族には、ともかくも、よく見たら階段状になっているから、段差の小さい所を選んで登ってくださいとお話しした。
それから、すぐにケーブル乗り場に。切符を買い求めて、すぐに発車と思って急いだら、出発まで少し時間があった。
まだ黄色や赤のカエデが見られた。
宮脇駅に着いた。大正時代に関東で二つ目のケーブルカーだそうだが、途中に長めのトンネルもあり、当時の人たちの敷設の意気込みが感じられた。
階段を下りて神社に抜ける途中の紅葉がなかなかきれい。
こちらの鳥居の所から、ケーブル沿いの御幸ヶ原コースに入るらしい。結構急らしい。
太鼓橋が収められた建物かな?
境内のご神木の大木の前で、ガマの油売りの興行が行われるらしかった。
坂を下りて行き宿に入って、荷物を引き取り、お土産を少し購入して、バス停に行ったが、もう10人ぐらいの列ができていて慌てた。つつじが丘でどのくらい乗るのかしら?30分経ちっぱなしは大変!でも少なく、しかもここで降りるグループもあって助かった。夕方になったら座れなかったかもしれませんね。
熟睡して、つくば駅に。まっすぐ、つくばエクスプレス駅に向かい、すぐに発車の快速電車で秋葉原へ。
お天気に恵まれ、予想したよりは風もなく、暖かい一日で楽しく筑波山に登ることができました。残念ながらリーダーは沿線の火災事故の影響で電車がストップしたり遅延して、大変だったそう。私の方は、足の具合が悪化することもなく、ケガもなく帰宅出来、よい一年の締めくくりになりました。
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