親のケガが続いて、はやり誰かに見てもらった方が良いかなと思って、遅ればせながら、ケアマネージャーを近くの居宅介護支援事業所に変えて(以前のケアマネさんは住宅改修の関係で少し遠い所の人だったので)、近くのデイサービスを見学させていただくことになった。
親には、ケアマネさんがこういうやり方もあるという話を参考に、区の方針でボケ防止のために、90歳以上の人は週一回は集まることになったから、施設の見学会に行かないとならないと話した。朝話しても10分後には忘れる。食事もほどほどに、髪だけでもきれいにしないとと、ドライシャンプーをして、食べこぼしで汚れていた服を着替えてもらい、私の方は紙パンツを別の袋に入れて行った。まあ、1時間半くらいだから、トイレは大丈夫だと思うけれど。
出かけるときには面倒で行きたくないと言ったが、そういうわけには行かないからと促して、何とか家を出てもらった。送迎車は少し大型で、乗り込み口の高さが高くて怖がったが、運転手さんが支えてくれて何とか乗り込めた。
駐車場側の裏口から入って、エレベーターでマンションの4階に行った。女性職員が向かけて下さり、親はスリッパは履きつけないので、靴下のままにしていただいた。
お茶を出されたが、怖い顔をして、あまり飲まないうちに、体操が始まるというので、そちらの部屋に移った。果たして体操一緒にするかしら?
見ていたら、掛け声に合わせて体を動かしていたので一安心。
1時間近く、ゆっくりだがいろいろな体操をするが、これはこういうことに効果があるという説明があった。皆さん一生懸命体操なさっていた。
その最中、台所では、一人の中高年の女性が昼食の準備に大わらわ。いいにおいが漂っていて、お腹が空いてきた。歯のない親には食べられそうにないし、ハンバーグ風のものも。牛肉以外食べない親には無理そうだったけれど、美味しそう。10人くらいの人たちの食事作りは大変ですね。テキパキとなさっていて、感心。でも親の食事は難しそう。どうなるのかしら?
私たちは体操が終わったところで、見学が終わり、皆さんの食事の様子は拝見できなかったけれど。
まあ、よさそうな印象だった。
また車で送っていただいて帰宅したが、親は自宅を自宅ではないみたいという。数か月前には足のケガで何回も外から帰宅した時も、自宅ではないみたいと言っていたけれど、ほとんど昔から様子は変わっていない。若しかしたら、今はもう自宅は幼少期の社宅の思い出が自宅になってしまったのかもしれないとふと思った。
食事して、別のデイサービスの見学につれて行こうと思ったが、食事が遅いし、行きたくないという。確かに普段しないことをしたので疲れているだろうと、次は私だけで見学に行くことになった。
やはり送迎車でまた別の方向の施設に向かった。こちらは小型車で乗り込みやすそうだったし、道路も比較的すっきり行けた。この辺は一方通行が多くて、近くても車だと遠いのだ。
施設も一階で、何かあったらすぐ逃げ出せそうだし、隣は公園があって、散歩にも連れて行ってくださるということで、よさそうなのだが、食事が集中キッチンで作って、温めて出すというのがちょっとね。でも一人一人にあった食事が用意されるという点ではよさそうだけれど。ご飯とみそ汁は現場で作っているそうだが。
午後のカリキュラムは運動で、ボールを使って隣の人と受け渡したりがあり、交流があるのはよさそうだったけれど、親にはどうかしら?
最後の方では、私が疲れて居眠りしてしまった。
それから予定時間になって、帰りは郵便局に寄りたかったので、一人で歩いて帰宅した。
見ているだけだったが、少し疲れてしまった。
さて、どちらにするか、決めなくてはならない。親は午前中のことも忘れてしまっているし。感想も聞けないしね。
それにデイサービスに行きだしたら、送迎時間には待機していないとならないから、いろいろなことを調整しないとならないから、大変だ。どうしたものか?
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