新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

鎌倉2011.5.4.

2011-05-04 | ウォーキング

今日は友人が鎌倉に行こうというので、付き合った。

今頃の鎌倉って、何が見どころかしら?ボタン園は何回も行ったし。

藤沢駅で江ノ電に乗ろうとして驚いた。乗車券を持っている人の乗車の列が2階のターミナル橋上を半周以上していて、こちらが最後尾ですとの案内。1時間待ちとの話も聞こえる。えー!バスで行こうか?歩こうか?

でもせっかく江ノ電乗り降り自由なフリーパスを買ってしまったし。

それで列の最後尾に並んだが、意外に早く誘導されて、駅構内へ。既にホームには人が並んでいて、次の乗車の列に加われた。

電車が来て乗り込んだが、ラッシュ並みの乗車率。海側は見えない。腰越の干物屋さんが見えた。

混み合い方がすごいので、早昼にすることにして七里ヶ浜で下りる。和食の店はなさそうだったので、駅の看板を見て、リストランテ・アマルフィというイタリアンのレストランに行く。途中珊瑚礁という店は既にかんかん照りの路に長蛇の列。

さらに鎌倉高校寄りに戻ったところでそのレストランが見つかり、席の予約をしようとしたら、線路の反対側のピザの店の方が待たなくて済むということでそちらに向かうが、階段から下りてきた人が1時間待ちとのこと。

それで、戻って再度予約した。店の横のベンチで、長時間待つことを覚悟していたら、ラッキーなことにすぐに名前が呼ばれて席に着くことができた。そのあとの人たちは結構待たされたようだ。

開け放たれた窓からさわやかな潮風が吹き込み、海岸のサーファーやヨットが見渡せる。気持ちが良い。空は晴れ渡り、日差しは暑いくらいだが、日陰はちょうど良いさわやかさだ。

せっかくのシチュエーションに一番安いコースメニューを頼んでしまった。

前菜、かぼちゃのスープ、魚(スズキのソテー)料理、そしてデザートとコーヒー、どれも新鮮で程よい味付でおいしかった。

それで、鎌倉七里サブレもおいしいのではないかと、つい購入。家に帰って食べてみたら、レモン風味で歯ざわりは堅いが美味しかった。

満ち足りた気持ちで交通量が多い道路を渡り、浜辺に下りてみた。

家族連れがたくさん来ていて、子供たちが寄せては返す波で遊んでいた。結構海藻が打ち上げれていて、それらを振り回して遊ぶ子、砂のプールを作る子、じゃぶじゃぶ海に使って遊ぶ子など、楽しげ。子供たちを連れて海に行ったことを思い出した。中にはずぶぬれになった子供も何人かいたが、風邪ひかないかな?

こんな時に地震が起きて津波が来たら、皆逃げられるのかな?まあ、崖は近いけれど。

稲村ケ崎の公園で小休止し、駅にでて、江ノ電に乗ろうとしたが、一台目はぎゅうぎゅうで乗れず、2台目でやっと乗れたが、乗るときに、下りる客がいるのに、出口に陣取って人の出入りの邪魔をしていて平気なおっさんがいたので、「下りる人がいるんだから、どきなさいよ!」と思わず怒鳴ってしまった。

長谷の駅でも、左側から下りた人が一段落した後、右側の人たちが下りようとしているのに、乗り込んでくる若者たちがいたので、こちらも「下りる人がいるんだから、待ちなさいよ!」と再び怒鳴っていた。

最初は長谷寺に行こうかと言っていたのだが、あまりの混みように鎌倉まで直行することにしたのだった。

まあ、何事もなかったけど、ちょっと恥ずかしかった。下りる人たちももっと大きな声でアピールしないと分からないだろうに!人減らしで駅員はホームにいないし。

子供たちもぎゅうぎゅう詰めで大丈夫かなと心配したが、皆疲れた顔だったけど、大丈夫そうだった。

鎌倉駅に出たが、すでに藤沢方面に乗る人たちの列がロータリーを半周以上になっていた。

私たちは地下道を通り、つつじがきれいだと出ていた、安養院というところを目指して歩き出す。

郵便局を目指していくと、農協の駅前販売所があって、地元野菜が販売されていた。タケノコもたくさん出ていたが、重そうだから買わなかった。

郵便局の横に出て、逗子方面に進むがなかなかその寺が見つからない。向こうから来た一団に聞くが分からないという。

それで、木綿屋さんのおばあさんに聞くが地元の人ではないらしく分からないというので、もう少し進んでみたら、立派な藤の木があるお寺の横に、オオムラサキつつじの生垣が続いて、先に入り口があった。

確かにつつじが多いお寺ではあったが、心に焼きつくほどではなかった。

入ってすぐのところに大きなカヤの木があって、樹齢が700年で、天然記念物と書かれていた。その周りにエビネと山芍薬が植えられていて、エビネは満開で、山芍薬は一つだけ白い清楚な花が咲いていて感激した。前々から山芍薬の花を見てみたいと思っていたからだ。そのほかにもシャガや紫蘭の花が植えられていた。

その後横道に入って、瑞泉寺の方でも出られないかなと思ったが、山を越える道がなさそうだったので後戻った。

途中に和菓子屋さんがあって、私はみたらし団子がおいしそうだったので、買い求め、友人は餡団子を買って、一緒に店先のベンチでいただいていたら、次々に人が通っては、店に入って行って、私たちはすっかり広告塔になっていた。それで、子供の日のちまきでも買おうかと思っていたが、混みあってしまったので買わずにそのまま駅に向かった。

本当はあちらにもこちらにも行こうかと思っていたのだが、人混みがひどくて、疲れてしまったので、そのまま江ノ電の乗車の列に並び、ホームに並んで入って、ハトサブレだけ買い足した。

並んでいるところの前に多きなテレビ画面があり、鎌倉の震災の歴史を放映していた。鎌倉の大仏の大仏殿は津波で破壊されたということが放映されていた。

藤沢駅でお腹が空いたという友人とベッカーズという店によってパンを食べ、そのまま帰宅した。電車は急行が相当に後にしかなく、結局新百合まで各駅停車の旅となった。

友人と別れ、親戚に寄るのもやめて、私は急行で最寄駅に。新装なった駅横のスーパーの様子を見て、何でも高いので、結局何も買わずに家に帰り着いた。

 

 

 

 

 

 


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