積志教室の子供達も、だいぶ組手で使うサポーターを用意出来てきましたね。
これはヤル気のあらわれでもあり、指導者としても嬉しいトコロ。
サポーターを着用することにより、大きなケガも防げますし、別段大きくチカラをセ―ブすることも無く、技も出せます。
更に全体でサポーターを着用出来るなら、マスク着用の実戦に近いカタチの組手稽古だって、稽古時間内に数多く出来るのです。
そのうえで技術説明や組手中の個性に合せたアドバイスなどを重ね、組手というものをシッカリと理解させて行けば、子供達は強くなりますし、教室全体のレベルも上がって行くでしょう。
戦いというのは誰しも怖いものです。少年組手とはいえ、恐怖も痛みも伴います。
でも、人間というのは様々なものに慣れてしまう能力もあるんですよね。
人間の生活の中では、当然とっさの出来事ということは起こりえるわけです。
そのような時こそ、パニックにならずに冷静で的確な判断が求められてきます。
心を強くする‥それは訓練からくる、人間の脳を慣らして行く作業でもあります。
武道修行の一部分でもある、護身術としての武道。
子供達は組手を通し、ただ単に試合だけのもので無く、生活において、あらゆる状況下にも、なるべく傷つかずに生き抜くための術‥精神コントロールなども含めた、『対応力』的なチカラを養っているとも言えますね。(^-^)